写真からのポエム「 心をのせて」2020年 8月
イメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 心をのせて 」 大阪城公園 乾櫓( いぬいやぐら )の近く石垣と 空に浮かぶ雲 このところの長雨で ついつい太陽が恋しくしかし 梅雨が明けると暑くて 雨の雫が恋しい本当に 人[…]
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イメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 心をのせて 」 大阪城公園 乾櫓( いぬいやぐら )の近く石垣と 空に浮かぶ雲 このところの長雨で ついつい太陽が恋しくしかし 梅雨が明けると暑くて 雨の雫が恋しい本当に 人[…]
続きを読むイメージ写真からのはがきサイズのポエム 「一人ではない」 京都 四条通の店先に置かれた つくばい円い水の中で 遊ぶ あじさい 墨色の黒の中に 落ちて行きそうな心と心の奥底にある思いとが 手をつなぐ やがて 意識が 遠のい[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「心の手で」 大阪城公園に 京橋口から入り左に行った所の 二の丸の堤 夢は 光の射す方から やってくるきらきら ちらちら光のささやきとなって やってくる 人の手では つかみづら[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「ひとひらの」 花冷えの 陽ざしの中咲きわたる さくらは胸の奥へ奥へと広がり頭がクラクラするくらい 心を酔わせてしまう 遠い時間をたぐり寄せ近い時間を重ね逢わせる 生きてきた道が[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 ありふれた 」 大阪鶴橋の比売許曽神社( ひめこそじんじゃ )80年前に建てられ 空襲を免れた神輿蔵( みこしぐら )の扉この前にたった人にしか 見えない声がある 斜( はす[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 いいじゃん 」 ベゴニアの花びらの マクロ撮影花びらは まるで蝶の羽のようだ 始まりは やさしい桃色蝶のひらひらと羽ばたく羽音にふり向いた心は 風を忘れる 全てを 掻っさらっ[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 かがやかに 」 高知の桂浜からの太平洋鳥を追いかけ撮らせて頂いたワンショット どこまでも 届く陽の光どこまでも どこまでも広がる海 雲間からふりそそぐ 陽の光目には見えないが[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「ただ それだけでいい」 1925年に建てられた船場ビルディング細長いパティオ風の中庭がある たくさんの「ものがたり」を語ってくれる格子ある ガラス窓に心ひかれる 空気をちょっと[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「さざ波」 風が水にふれる事により水面にシワのような 小さな波ができる若い頃は 何がシワなのか知りもしなかった 風の吹き方しだいで さざ波は形を変えて行く かすかな違和感を すく[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「まなざしから」 缶ビール片方手に 肩にオウムを乗せてやって来たあのねぇ この子ねぇ と話す彼女 何かの縁で そばにやって来てくれる命そこで この命に名前が付くその瞬間 かけがえ[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 間柄 」 家の窓から見える真っすぐではなく 少しかしげて間の抜けた夕空に立つ 2本のアンテナ 人の想いの傾きかげんに 似ている 人は 互いのつながりの中呼吸をし 生きているそ[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 たがいが 」 古くからの 手作りのお豆腐屋さんきれいな水の底に ひたっていた手作りなので 形が少しずつ違う お豆腐 一つ一つのすきまに 清い水人 それぞれの間に 清い風 人の[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 通う心 」 この一つ前のシーンでは少女は じっと馬の目を見つめていたそして 草を取り馬の口元に持っていくと馬は 何のためらいも無く 草を食べた 通いあうって 言葉ではないみた[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 風を 」 奈良 長谷寺の本堂内からの撮影ちょうど 谷を昇ってきた新緑の香りを含んだ風が五色幕を揺らせた ふいに 心の中を風が吹き抜け時間が止まる 今日まで 出逢えたすべての出[…]
続きを読むイメージ写真からの はがきサイズのポエム 「 呼びかけて 」 狩の時 馬上で吹かれていたホルン馬の頭に 音が当たらないようにと後ろに向かって音が出る なぜか ホルンの響きを耳にするとアルプスの 花いっぱいの草原が浮かんで[…]
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