Postcard ポエム「 フラミンゴ色の 」 2021年 3月
大阪城公園の東外堀の水面( みなも )に揺れながら浮かぶ クリスタルタワー ふと 時が止まり心の窓から あやしげな美しさを秘めたフラミンゴ色の妖精が顔をだす 妖精と一緒に夕空を 髪に風を感じながら自由に空を泳ぐ イルカの[…]
続きを読むJust another WordPress site
大阪城公園の東外堀の水面( みなも )に揺れながら浮かぶ クリスタルタワー ふと 時が止まり心の窓から あやしげな美しさを秘めたフラミンゴ色の妖精が顔をだす 妖精と一緒に夕空を 髪に風を感じながら自由に空を泳ぐ イルカの[…]
続きを読む大阪城公園の梅林雨上がりの中 花びらに雫をためて光り輝き 待っていてくれたきれいだ 何がしあわせなのか ではなく何をしあわせだと 感じられるか これしかない のではなく 私には これがある どこかに 置き忘れてきた思いを[…]
続きを読む高知県いの町の仁淀川めぐり逢えた清らかな仁淀ブルー 小さな信じたことを やり続けるいつしか 自信につながっていくあきらめない 流れくる せせらぎのメロディーがいつもは 忘れ去られている場所に そっと触れる内の奥へ奥へと […]
続きを読む高知城の野面積( のずらずみ )雨の多い高知 排水性の良いこの石積みになった 自然の石の形を生かし そのまま使う在るべき所に 合う石を使い在るべき場所に その石は在りつづける 人はそれぞれ 良いところを持っているそれを […]
続きを読む京都 泉涌寺( せんにゅうじ )御庭の結界石雨の中 何とはなしに撮影した 日本の慣しとして生きづいてきた「物を またがない」石と縄とが 無言の言葉で語っている 内に入れない のでは無く内に入らない 気づかい 人の心を ま[…]
続きを読む都島の毛馬森之宮公園で出逢った目の前を スタスタと横切る黒猫 一瞬 心をよぎった思いは時に 正解だったりする しかし 人は いとも簡単に言い訳をして 気づかなかった事にする感じた心を 無かった事にする 心の隙間を すり抜[…]
続きを読む大阪城公園 乾櫓( いぬいやぐら )の近く石垣と 空に浮かぶ雲 このところの長雨で ついつい太陽が恋しくしかし 梅雨が明けると暑くて 雨の雫が恋しい本当に 人とは勝手なものだ 人は 人との信頼を築くため五感の全てを使って[…]
続きを読むしっぽの先に 緊張と不安気がただよう猫 大阪 夕陽ヶ丘の口縄坂( くちなわざか )作家 織田作之助の愛したこの坂の階段に夕方になると あちこちから 猫が姿を現す 西に傾いた 陽差しの中で この猫の所だけ 光がそそがれてい[…]
続きを読む京都 四条通の店先に置かれた つくばい円い水の中で 遊ぶ あじさい 墨色の黒の中に 落ちて行きそうな心と心の奥底にある思いとが 手をつなぐ やがて 意識が 遠のいていく 私を こよなく愛してくれた 祖父の思いが透明な う[…]
続きを読む大阪城公園に 京橋口から入り左に行った所の 二の丸の堤 夢は 光の射す方から やってくるきらきら ちらちら光のささやきとなって やってくる 人の手では つかみづらい 光のささやき この光のささやきを見逃すと夢は 爽やか[…]
続きを読む花冷えの 陽ざしの中咲きわたる さくらは胸の奥へ奥へと広がり頭がクラクラするくらい 心を酔わせてしまう 遠い時間をたぐり寄せ近い時間を重ね逢わせる 生きてきた道が浮かび上がる 花吹雪の中に立ち尽くしふりあおぐ空は 時を忘[…]
続きを読む大阪鶴橋の比売許曽神社( ひめこそじんじゃ )80年前に建てられ 空襲を免れた神輿蔵( みこしぐら )の扉この前にたった人にしか 見えない声がある 斜( はす )かいの思いの中で 絡まった糸ほぐしながら 新しく織り上げて[…]
続きを読むベゴニアの花びらの マクロ撮影花びらは まるで蝶の羽のようだ 始まりは やさしい桃色蝶のひらひらと羽ばたく羽音にふり向いた心は 風を忘れる 全てを 掻っさらっていく風を思いたまには つまんないルーティーンをエスケープ 持[…]
続きを読む高知の桂浜からの太平洋鳥を追いかけ撮らせて頂いたワンショット どこまでも 届く陽の光どこまでも どこまでも広がる海 雲間からふりそそぐ 陽の光目には見えないが胸の奥に届くものがある 月あかりの中 星明かりの中遥か彼方に待[…]
続きを読む1925年に建てられた船場ビルディング細長いパティオ風の中庭がある たくさんの「ものがたり」を語ってくれる格子ある ガラス窓に心ひかれる 空気をちょっと分けるガラス窓時々 鏡になるガラス窓 明かりの灯る中別に なぐさめて[…]
続きを読む