day・day ささやく 2025 年 3月

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暮らしの日々から
気持ちのありかた

* 3月 1日
いきいきと

寒い二月が終わり
日の光に暖かさを感じる

飯田龍太(いいだりゅうた)
の俳句に


いきいきと

三月生る(さんがつうまる)

雲の奥


がある


この句の雲は
日差しが暖かくなると
上昇気流が生じてできる
積雲のことです

南の空に浮かんだ白い雲は
ふんわりとして柔らかく
いかにも春が
すぐそこまで来ていることを
感じさせてくれる雲のことです

しかし

まだ今は
風の冷たさに心が固くなる

でも

積雲を眺めていると
菜の花や
桃の花が咲いて蝶が舞い
木の芽が膨らんでくる春が
もうあの雲の中にまで来ていると
感じることができる


そんな思いを込めた
俳句です

風の冷たさに固くなった心を

空の柔らかな雲を眺め
心をほぐしてみるも
ありではないですか・・・




* 3月 3日
ひな祭り

我が家は息子二人なので
ひな祭りといっても
私のお雛さまを飾っています
母が私のお雛さまを残してくれていて
お内裏雛飾りです

ここ何年も飾ることが
できていなかったのですが
昨年 久々に飾りました

気のせいかもしれませんが
昨年は いつもの年より
私は元気に
過ごさせてもらった気がしたので
今年も飾りました

桃の花を生けて
桃大福と桜餅をお供えして

お内裏雛を飾っているところは
もう春が来ています

家の中の空気に変化をもたらし
季節を感じられるのは
嬉しいことですね

私の心が明るくなりました




* 3月 7日
具体的に

話し言葉も文章も
相手に伝えるために
できるだけわかりやすく
丁寧に

そのためには
状況を具体的にすることです

あれは これは それは
などの代名詞を使うことなく
繰り返しかもしれませんが
具体的な言葉を使いましょう

そのほうが
相手の頭の中でイメージが
浮かびやすくなります

具体的に
詳しく
会話をしたり
文章を書いていきましょう

すると
相手にちゃんと思いが
伝わると思います




* 3月11日
若さ

美容院で出会った彼女は
四月から
東京の大学に入学するらしい

彼女は色が白く
少し遠くを見るような
瞳をしていて
ブレない心の強さのようなものを感じた

鏡越しに彼女を見ながら
彼女から滲み出る若さは
70歳を迎えようとする私には
ちょっと眩しかった

だからと言って
私のあの頃に戻りたいとは
決して思わないが

今のこの心で
彼女のような体力的な若さを
得ることができれば・・・と
ついつい考えてしまった




* 3月15日
間違い


間違いを学習することによって
人生の質を高める機会だと
捉えることが大切

とかく人は間違いを
人のせいにしたがる

そんなふうに思っていると
自滅的で将来も同じ間違いを
犯してしまう

間違いを学習することによって
過去を振り返り
不幸な経験の原因を発見し
どんな行動を取っていれば
間違いを避けることができたのかを
考えられるようになる

そうすることによって
洞察力が深まっていく

すると
同じ間違いを繰り返すことなく
人生の質を高めていくことが
できるようになる

だから
間違いを犯した時は
あなた自身の
洞察力を高めるチャンスと
捉えましょう







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