暮らしの日々から
気持ちのありかた

* 6月 1日
紫陽花
紫陽花の咲く季節になった
やっぱり紫陽花の花には雨が似合うと思う
成田蒼虬( なりた そうきゅう )の
俳句に
紫陽花や
溜めてはこぼす
雨の音
と言うのがある
私はなぜか紫陽花に出会うと
この俳句が浮かんでくる
紫陽花の大きな花が雨を溜め
時々溜まった雨をこぼす
その音が聞こえる
と言う句意の俳句です
むしゃっむしゃっとした感じの
大きい花の紫陽花は
梅雨の頃に咲き
雨をいっぱい溜めて
ときどき
その溜めた雨の重さで
紫陽花の花が傾く
すると
溜まっていた雨がこぼれ落ちる
その様子がありありと浮かんできます
成田蒼虬の俳句が浮かんでくるのは
たぶん
じめじめとした梅雨の季節に
鮮やかに咲く紫陽花の花は
ひととき
私の心を救ってくれるからだと思います
* 6月 5日
カテゴリー
ブログのリライトを思い
一から考えてみた
すると
タグが気になり
そして
スラッグと・・・
ならば
ちゃんとブログを
作り直そうという気になった
まず初めに
カテゴリーのスラッグから始めて
説明文を書いて
次にタグを整理して
タグのスラッグを書き
説明文を書き・・・と
リライトを続けていた
すると
次の日
ダッシュボードに
404ページが見つかりません
との表示の数がたくさん出ていた
えっ!
慌てて調べてみると
カテゴリーのスラッグを変えたのが
原因だとわかった
ブログ内部のシステムを
全く理解していないという事だ
慌ててリンクを貼っているところを
全て訂正した
本当に大変だった!
しかしこれで
「私の思っているブログになる」
と言う思いが込み上げてきた
本当に大変だったが
いい経験をしたと思っている
* 6月 7日
風のテラス
川西の彼女から
心斎橋まで出てこない?
の連絡で心斎橋大丸7階で
待ち合わせをした
風吹くテラスで
お茶とケーキ
テーブルは日陰
少しの風と光の輝き
椅子に背をあずけて
目を閉じると
しばし時を忘れた
彼女との会話は
とても楽しかった
どうして
こんなに楽しいのだろうか?
と思ってはみたが
まあ
その答えはまたでいいか?
今この時を
心ゆくまで楽しもう・・・
風のテラスと
彼女の話し声かな・・・
* 6月 9日
彼の命日
30歳の若さで事故で命をなくした
下の息子と同い年で
幼稚園が一緒だったので
お家に遊びに寄せてもらったりもした
彼は
父と一緒に仕事をするために
美容師の道を選び
東京で腕を磨いていた
その矢先のことである
何年もの間
私は下の息子のことに触れる
会話ができなかった
そんな時
彼の母は
「息子のことを忘れられるのが
とても悲しい」
と言うのは
「息子をなくし
また
息子を忘れられるのは
息子を二度失うことだと」
私に語ってくれた
その言葉のお陰で
私は下の息子の話ができるようになった
私もいずれ死にゆきますが
やはり
順番を違えてはいけないと
つくづく思いました
* 6月17日
一つだけに
時間をパズルのように考えて
空いてるスペースに次々と
やることを詰め込んでいく
すると
「ついでに何かをする」
という感じなってしまいます
効率的で良いようですが
一つのことだけに集中して
時間を使かった時のほうが
あなたの中に
しっかりしたものが残ります
また
文章を書くときも
あれも書きたい
これも書きたいと
ついつい
欲張ってしまうのですが
一つだけに絞って
書いたほうが
思いが
確実に伝わります
一度
あなたの中の
あれも これもという思いを
一つだけにしてみては
いかがですか?
* 6月19日
手を振って
自転車に乗って
買い物からの帰り道
私の横をすり抜けていく
ママが運転する自転車
雨よけのカーバーから
女の子が顔を出し
手を振ってくれた
一瞬 誰に?
とは思ったが
私は手を振り返した
また
次の瞬間
女の子が顔を出し
手を振ってくれた
今度は
笑顔とともに
手を振り返した
なんでもない事だが
私は嬉しい気持ちになった
何故だろう
あの子は知らない子だし・・・
と思いながらも
「そうだ
今日は星占いで一位だったんだ
神さまからのプレゼントだ!」
と思うことにした
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