写真からのポエム「 心をのせて」2020年 8月

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イメージ写真からの はがきサイズのポエム

大阪城公園 乾櫓( いぬいやぐら )の近く
石垣と 空に浮かぶ雲

このところの長雨で ついつい太陽が恋しく
しかし 梅雨が明けると暑くて 雨の雫が恋しい
本当に 人とは勝手なものだ

人は 人との信頼を築くため
五感の全てを使っているそうだ
その中でも本来共有しづらい
臭覚 味覚 触覚が とても大切らしい

動けない身体 動けない心

空に浮かぶ雲に 息のつまった心をのせて





写真からのポエム 2020年 8月
「 心をのせて」

この写真は、大阪城公園の北西にある乾櫓( いぬいやぐら )のすぐそばです。
「乾櫓と立ち並ぶビル街と空の雲」を表現できたらと思い撮影していました。
しかし、
なかなか思った写真の撮影ができなくって・・・


だから、
乾櫓の左に回り込んで撮影した一枚が「心をのせて」の写真です。




2020年 8月のPostcard ポエムの写真は、
広々とした写真にしたくて、大阪城の石垣と青空に浮かぶ雲の写真にしました。

この頃、
コロナが猛威を奮っていたのでいろいろな事がキャンセルになり家にいる事が多くなり、
今までの生活パターンが変化していき、
人との会話もオンラインになり、感じる心が縮こまり感覚が狭まっていきました。

そんな頃に、
心の中のモヤモヤを、
空に浮かぶ雲に乗せて、
どこか遠くに運んでいって欲しいと思い、
この2020年 8月のPostcard「心をのせて」を作りました。




人との接触が希薄になっている頃に、
人は、人との信頼を築くために、五感の全てを使い接しているのだという事を知りました。
特に人どうしが共有しづらい、臭覚、味覚、触覚が大切だそうです。


そうだ、そうだ、そうであろう、それが人としての本来の姿であろう。

人が握手をしたり、ハグしたりするのはとても自然なことなのです。


動けない身体と、動けなくなっていく心。

オンラインでの繋がりは、会うということとは随分かけ離れている気がします。


オンライで会議をしていた企業が、再び人と直接会って会議をするようになったという話を聞きます。
人と人が信頼関係を築くことが、人がこの世で生きているためにはとても大切なことなのです。



今は、会える喜び
失われていた幸福の瞬間が戻ってきました。

人と出会える喜びを忘れることなく、これから、心を広げて生きていきましょう。

直接顔を合わせて、握手をして、ハグをして・・・




人は、雨ばかりが続くと太陽の陽ざしが恋しくなり、
また、
あまりにも晴れの日ばかりが続くと、雨の滴が恋しくなる。

本来、人とは本当に勝手な生きものです。
そんな中でも、
人どうしが肩を寄せあって、
助けあって生きて行く姿は美しいものです。


また、
他の生き物たち、
地球上で生きている全ての生き物たちと、
共に生きて行く道を、
共存して行く道を探していけたらと・・・


あなたの心に「折り合い」をつけて、
生きる道を探していきましょう。






ここでちょっと


▼ 下の写真を見てください。

乾櫓と立ち並ぶビル、
そして、
青い空に浮かぶ白い雲で表現しようと考えて撮影した写真です。


ちょっと多くを望みすぎですよね。
そんなに上手くいくはずがないですよね。





前回の
写真からのポエム、「2020年 7月 出逢いもの 」は、下のところから
Postcard Poem
 「写真からのポエム  2020年 7月 出逢いもの」は、こちらから








Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

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