写真からのポエム「ふわっとした光」2019年 2月

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イメージ写真からの はがきサイズのポエム

ふわっとした光が さまざまな桜色を生みだす
まるで 首元を飾るフリルのようだ
子供の頃 フリルの付いたブラウスを着ると
なぜか 心がウキウキした事を覚えている

この桜色の下には ずっと何かを
抱きつづけているかの様な
艶やかな 芯の強さが伝わってくる

心が ほどよく風を感じ
心に 薪を焚くのではなく
心の内で お香を炷いていたいと

消える事のない想いを 心の中に覚える




写真からのポエム 2019年2月
「ふわっとした光」

神戸動物王国にて撮影した、大型のベゴニアの花です。
ベゴニアの花の真横からファインダーを覗くと、光があたり輝いてました。
花の奥でぼやけているのは、また別の、紅色のベゴニヤの花です。
この紅色が、桜色を引き立てている写真です。

聴色(ゆるしいろ)
紅花で染められた淡い紅色のこと(桜色)
心の中に、薫るものを持ちつづけている色のように思えました。


このポストカードを制作している頃、ちょうど、母の「百ケ日」を終えることができ、

このポエムの

この桜色の下には ずっと何かを
抱きつづけているかの様な
艶やかな 芯の強さが伝わってくる

は、母をイメージして書いています。

母は、とても芯の強い人でした。
昭和一桁生まれの気質というか・・・・。
戦中を生きた人というか・・・・。
晩年に、もう少し笑顔を見たかったなぁと思っています。



「たゆたう」時間を楽しむ、
「ふんわり」時間を楽しむ、
「ぼんやり」時間を楽しむ、
とても贅沢な愉しみ・・・・。

ちょっと、古めかしい言葉ではあるが、雅な空気がひろがってくる。

まるで、恋をしている人のように、意識がどうやら、気持ちのいい領域を、ふわふわと蝶のようにさまよい、
今、何をやっているのか忘れてしまって・・・・。

行こうか、行くまいか悩んでいる人の心持ち・・・・。



心の中に、薪を焚き、大きな炎を見せるのではなく、
心の中でごくごく小さな火「お香の火」を絶やすことなく、炷いていくこと、

心の中に、香るものを持ち続けることが、大切なことだと思います。

思いの中に持ち続けている「夢の実現へのチャレンジ心(ごころ)」


あなたの、「夢」は、どんな香りがしていますか?






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