暮らしの日々から 気持ちのありかた
*1月1日
変えること。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年は、変わる年ではなく、
変える年にしましょう。
変えるべきことを
変える勇気を
変えられないことを
受け入れる心の平和を
そして
これら二つを見分ける
賢さを
( ある哲学者の言葉です )
*1月2日
ありがとう。
下の息子が、年末にきてくれた。
冷凍のカニと、刻んだ白菜を手にして。
今日は、そのカニ鍋です。
美味しかった。
息子の優しさが含まれたカニ鍋。
やさしい元気が出てきました。
ありがとう〜〜です❣️
*1月3日
さぁ、やろう!
ああしたら、こうなるかも。
こうしたら、ああなるかも。
と、なんだかんだと、
思いをめぐらす。
それよりも、
まず、
やってみよう!
やってみながら、
おかしなところは
その都度、直していけばいい。
途中で、直していく、
習慣をつけましょう。
そう思えば、
気持ちもラクにやれる。
まずは、やってみる事が大切。
さぁ、やろう!
*1月4日
桑田ロード。
読売ジャイアンツのエースピッチャー
桑田真澄。
1995年試合中に右肘に大怪我をおった。
アメリカでの手術の後の過酷なリハビリ。
彼は、
再起することだけを思い・・・。
ジャイアンツ球場の外野の芝生、
レフトのポールから
ライトのポールまでの間を、
くる日も、くる日も、走り続けていた。
芝生に道ができた。
その道を「桑田ロード」と呼んだ。
1997年、
再起する事ができた。
桑田真澄は
再起の初登板のとき、
長い間、ピッチャープレートに右肘をのせて,
野球の神様と話をしていた。
翌日、
その時の様子を報じていた朝日新聞の写真は、
切り抜かれて、
長い間、私の手帳にはさまれていた。
*1月6日
むずかしい。
日々を生きていると、
色々なでき事が、起きてくる。
自分の生きている軸とあわないことも多い。
できるだけ、
波風立てないで生きていくには・・・。
そう考えるのは、
人として、
当たり前のことである。
すると、
身体が傷を治そうとするように
心が、傷を治そうとして、
いろいろな理由を考え、
いろいろな言い訳を見つけ出してくる。
しかし、
それをすると、
今度は、
本当に身体の調子が悪くなってくる。
だから、やっぱり、
自分を取り戻そう・・・。
少しは、何かが起こるかもしれないが、
勇気を出そう・・・。
「雨降って、地固まる」を、信じて。
相手を、攻撃するのではなく、
自身の思いを伝えよう !
しかしながら、
それは、
本当にむずかしい。
*1月7日
とりあえず。
この言葉は、とても便利で、
ついつい使ってしまう。
片付けの時も、
買い物の時も、
とりあえず、ここでいいか?
とりあえず、買っておこうか?
すると、
後からツケが、まわってくる。
どこに片付けたのか分からなくなり、
また、
買う必要のないものまで、
買ってしまっていたりする。
「とりあえず」の、
言葉を使わない習慣を作っていきましょう。
そうすると、
心の中が、整っていく気がします。
*1月9日
歯。
左下の奥歯がまえから具合が悪かった。
とうとう抜くことにした。
そういえば、歯が抜け替わる時、
抜けた歯を、
上の歯は、軒下に、
下の歯は、屋根に、
「ネズミの歯と替えとくれ」
と言って、投げたものだった。
それくらい、
ネズミの歯は、
丈夫だということなのだろう。
そうか、もう抜け替わる歯がないから、
うん〜〜
替えてもらうことができないのか・・・。
しかし、
歯を抜いてスッキリしました。
グラグラと動く歯は、
かえって、ない方がいい感じです。
*1月10日
玄関の扉を開けた時。
息子たちが小学生の高学年頃、
私は、
日が沈み暗くなって家に帰りついた。
玄関の扉を開けたとたん、
カレーのいい匂いがしてきた。
前の日のカレーを、
温めて待っていてくれたのだ。
その時の気持ちは、
この上もなく幸せ感で一杯でした。
そうか、
晩、家に帰り着いた時、
玄関の扉を開けたとたん
ただよってくる夕ご飯の香りは、
家族を結ぶ
「大切な香りなのだ」と、
そのとき思いました。
*1月11日
決断は、その場で。
起こってきた事柄に対して、
その場で答えを出すようにしよう。
すると、
自分の中に溜まっていくことが少なくなり、
覚えておかなくてはいけないことも少なくなり、
心が、軽く、
暮らしの日々が
過ごしていけるのではないでしょうか。
たとえば、
手紙や、メールの返信などは、
出来るだけ早く送りましょう。
気持ちがいいと思いませんか?
*1月12日
心に寄り添う。
いつも、いつもベッタリではなく、
距離を保ち、その人のことを思っている。
しばらく、
会っていなくても、
その人のことを思い続けている。
何もしないで、ただ、待っててあげる。
いつか、顔をあげた時、
笑顔を見せてあげられるように・・・。
ただ、寄り添う。
ずっと、寄り添う。
*1月14日
一輪車。
一輪車に「乗れます」
いや、「乗れました」の過去形かな。
息子たちが小学校の高学年の頃
首が痛くて仕方がなかった。
「このまま首が痛いのを抱えて、
歳をとっていくのか?」
と、思っていました。
この頃、息子たちが、
一輪車の練習を始めたので、
それに便乗して、
一輪車を借りて練習を始めた。
くる日も、くる日も、
壁にへばりついて練習をした。
ある時、ふと、乗れるようになった。
ちょっとした、一輪の動かし方です。
一輪車に乗れるようになると、
転け方も上手になる。
不思議なものです。
そして、その時、気づいたのです。
首の痛いのが、なくなっていたのです。
やっぱり、人にとって、適度な運動は、
とても大切なことなのだと!
毎日、頑張って練習していたので
ちょっとした、
プレゼントをいただいた気持ちでした。
*1月15日
新しい家が建つ。
お世話になったおばあちゃんが
住んでいた家がある。
この家の前を通るたびに
おばあちゃんを思い出していた。
その家が解体されて
新しい家が建ち始めた。
ちょっと寂しいが・・・。
木材で骨組みを作っている、
木槌の音が響いてくる。
職人さんたちの声も聞こえる。
何かが、心に届いてくる。
好きだ。
新しく家が、作り上げられていく、
そこに何かが始まり、
新しい歴史が顔を見せようとしている
「明日の」気配を感じる。
そばを自転車で通ると、
警備の人が、
「うるさくて、すみません」
と言って頭を下げる。
きっと、
「うるさい」という人もいるのだろう。
しかし、
木材を組んでいくときの、
あの木槌の響きが、
私は、大好きだ !
*1月17日
人としてのあり方。
家庭でも、会社でも、
心(しん) となることは、
やはり、
一人の人として信頼してもらう事が、
一番大切な事だと思う。
その為には、
都合のいいことではなく、
正しいこと、
していくことだと。
人として、
生きていくための、
ちょっとした筋を通すことだと思います。
*1月18日
心の地図。
彼に会いにいく為には、
〇〇電車に乗って、〇〇駅で降りて、
そこから、〇〇行きのバスに乗って、
〇〇駅で降りて、そこから歩いて・・・・
のように、
何かを始める時、
心の地図に沿った道のりを持ちましょう。
その為には、何が必要で、どう動けば良いのか?
まずは、自分で考えよう !
以前の私は、何かしようと思うと、
いつも、誰かにまず聞いていました。
それをそのまま鵜呑みにして「あそうか!」と・・・。
すると、
途中で何かが起こると、修正が効かないのです。
わからなくなってしまうのです。
自分で考えておくと、
行くべき方向性が
なんとなく見えてくるものです。
だから、心の中に地図を作っておきましょう。
そうすれば、
電車を乗り過ごしても、手前で降りてしまっても、
どのようにして、どこまで戻れば良いのかが、
自身の中で考える事ができるように、
その時に何をすれば良いのかが
自分の心の中に浮かんできます。
心の中に、どこに行きたいのか?
まずは、
自分で考えて、
心の地図を、作っておきましょう。
*1月20日
一人。
大勢の中で話をするのが苦手です。
そんな中で、話せるようにと思いません。
そんな時は、聞き手になる。
友達も少ないです。
だからと言って、
友達を無理に増やそうとも思いません。
あえて一人でいる時間を楽しもう。
一人でいる時間は、
生きるための心のバネを強くしてくれる。
*1月22日
ローラーブレード。
ずいぶん前にローラーブレード流行った。
Xゲームでもよく放送されていた。
息子たちが滑れるようになればと思い、
ヘルメット、膝当て、肘当て、を買い求めて、
日曜日には、自由に練習できる公園に行き、
よく練習をした。
というのは、
男の子だから、
大きくなって、彼女とスケートに行った時、
手を繋いで滑れたらステキではないか!
彼女を、エスコートできたら、
かっこいいではないかと・・・・
そんな母親ごころからである。
しかし、彼らがスケートに行ったという話は、
一度も、聞いた事がない。
母親ごころからすると、
チョット寂しいかなぁ
*1月24日
まじめさ。
まじめに写真を撮って、
まじめにポストカードを作り続けてきた。
最近、
「まじめさ」だけでは何かが足りない気がしてきた。
というのも、
まわりからの働きかけが、
チョット違ってきている気がする。
確かに
めぐり逢う言葉が、違っている。
この先に、
一歩踏み出す、勇気。
工夫と、がんばりで、
「まじめさ」に、
どんな色をプラスしていくか?
そこからが、
ここからが、
これからが、
本番のような気がしてきた。
周りの人達の、おかげです。
本当に、ありがたいことです。
*1月26日
数字。
数字が苦手である。
数学の得意な息子に、
「直感と、勢いだけで生きてきた」
と、よく言われます。
本当に、数字が頭の中に留まりません。
右から左へ、
左から右へ、
とすり抜けていきます。
数値化する事によって、
人と情報を共有する事ができ、
数字で分かることも多いと思います。
チョットは、
数字を頭の中に留めることを気にかけてみようと・・・
しかしながら、
直感と、勢いだけの私には、
至難の技である事に、
間違いない。
*1月27日
日付。
本を買った時の日付を
本の一番後ろの著者名が
書かれているところに書いています。
それは、ある人と出会い
その方の本を見せて頂いた時に、
本の一番後ろのところに
「元町、◯年◯月」と
ブルーの万年筆のインクで書かれた文字を
目にしたときからです。
その後、
子育てで忙しくしていた頃は、忘れていたのだが、
ここ10年あまり、また書きはじめた。
最近は、買った日付に、
読み終えた日付をプラスして書いたり、
また、
2回目に読み終えた日付を書き足したりしている。
以前とは、
その本を読んだ印象が変わっていることに気づく。
自身の内面の歴史のようなものを、
時の流れと共に感じています。
*1月28日
役にたつ。
今から48年前。
女性が大学に行くことが少なかった。
高校の3年生の12クラスの内、
進学コースは、2クラスだけだった。
そんな中でも、
大学に行こうとしていた。
デザインの短大です。
父に話をすると、
「女が、そんな大学にいってどうすんねん?」
と、反対された。
それを、美術の先生に、説得していただいて・・・
大学に入ってみると、周りは、すごい人ばかりで・・・
もうタジタジだった。
自分が、ほんとうに小さく見えた。
しかし、
48年が過ぎ、
今こうして、写真をしていると、
その時教えてもらったことや、
目にしてきたことが、
とても役にたっている。
その時、役にたつかどうかわからくても、
長い人生の中、どこで、どう役だつか分からない。
今、自分が、これと思えることは、
やっぱり、やってみよう!
いつか、どこかで、必ず自分を助けてくれる。
*1月31日
何をしていたか?
私は、この年、何をしていたかを思いだす際、
いつも息子たちの小学生の何学年だったとか、
中学生だった、高校生だった、とかが基準になっている。
息子たちは、1984年と1986年生まれなので、
たとえば、
私は、1999年は何をしていたか?
というと、
彼らは、15歳と13歳だから
二人とも高校生。
だから、
私は、44歳の時、
彼らの、お弁当を毎日作り、
彼らの、クラブの体操服を毎日洗濯していた。
というように、
彼らとの歴史の交差点で、
私を、調べることができる。
これが一番、
自身を調べる確実な方法であり、
私にとっては、
ある意味、とても幸せなことある。
前回の、「day・day ささやく 2021年12月 」の記事は、
DAY・DAY 「day・day ささやく 2021年12月 」は、こちらから
次回の、「day・day ささやく 2022年 2月 」の記事は、
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