トリミング で写真に意味を持たせる
私は、トリミングが、写真を組む時に欠かせない作業だと思っています。
トリミングにより、写真が明確な意味を表現することができ、明確な意味を伝えることができるようになり、
また、ボヤけていた意図が、何が主人公なのかが、ハッキリ見えるようになります。
それから、
私の撮影は、いつもセンターピントで撮影です。
スナップ写真がほとんどなので、構図を考えているうちに、シャッターチャンスを逃してしまうので、
だから、いつもセンターピントシャッターを押し、
そして、トリミングなのです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。
私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。
Many・Thanks Lightroomのトリミングツールの使い方 は、こちらです。
▼ 下の組写真が、2013年4月に展示した「足もと」です。
まず、一番上の写真から説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。
中之島公園でスケートボードの練習をしている若者の写真です。
▼ 下の写真が、実際に撮影した写真です。
私は、一段低い所に座り込み、彼らの練習風景を見ていました。
一人の赤い靴の若者が、足でスケートボードをけりながら歩いているところが面白くて、シャッターを押しました。
スケートボードにピントを合わせています。
トリミングで、手前の石と向こう側の彼の友達と、荷物をカットしました。
これで、写真の主人公が、はっきりしました。
レタッチは、露光をかなり上げています。
次に、左下の写真を説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。
この写真は、夕陽ケ丘の口縄坂 ( くちなわざか )を下っていた所で撮影しています。
写真の男の人が、猫の餌を持っていたので、猫が男の人の手元を見ている所です。
▼ 下の写真が実際に撮影した写真です。
上の写真が、トリミング前の写真です。
横いちで撮影したのですが、他の猫のシッポと手前の石をカットしたいので、縦いちでトリミングをしました。
そして、あえて男の人の左足を少しカットする事で、目線が猫に集中するようにしました。
⭐️ ここでちょっと
私は撮影の際、いつもセンターピント撮影します。スナップ写真が多いいせいでもあるのですが、
シャッターチャンスを逃さないためです。
「あっ!」と思った時に、逃さず、迷わず、シャッターを押すためです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。
*スナップ写真の撮影の仕方の参考に、ぜひ、合わせてお読みください。
Many・Thanks
「スナップ写真とレンズ」は、こちらから
SHASHIN・65
65歳からの写真の練習 3「スナップ写真 1 」は、こちらから
SHASHIN・65
65歳からの写真の練習 4「スナップ写真 2 」は、こちらから
次に、右下の写真を説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。
この写真は、堺筋にある「生駒ビルヂング」の近くで、
大きな落ち葉が、誰にも踏まれることなく落ちでいたので撮影しました。
▼ 下の写真が実際に撮影した写真です。
タイルの線が、写真の右隅に来る様にトリミングをして、落ち葉の茎がもう少し斜めになって欲しかったので、左に写真を傾けています。
写真の角に、線が来ると見た目に長く見えて、写真の広がりを感じる様になります。
それと、右上奥のタイルの線が止まっているところを、写真の「ウケ」の様な感じで少し残しておくのも
いいと思います。
そして、他の写真と合わせるために、カラーをモノクロに変えました。
皆さんも、勇気を持ってトリミングをしてみてください。
私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。
* Many・Thanks「Lightroomのトリミングツールの使い方」はこちらです。
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「組写真・トリミング・考え方 2013年5月 若者 」は、こちらから
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