65歳からの写真の練習 3 「 スナップ写真 1 」

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スナップ写真 1

▲ 上の写真は、歩道橋の上から撮影しました。
道路に描かれた矢印がおもしろくて自動車が途切れるのを待って撮影しました。

私が撮影するのは、ほとんどがスナップ写真です。



▼下の写真が実際に撮影した写真です。

おもしろいと思った瞬間が、撮影チャンスなのです。

トリミングによって、関係ないものを取り除いていき、主題のハッキリした写真に作り上げています。

詳しい説明は、下のところから
SHASHIN・65 「65歳からの写真の練習 6  写真に関係ないものは入れない」


私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

* Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。



⭐️ ここから、
スナップ写真について、説明していきます。



写真は、視覚言語(ノンバーバルコミュニケーション)、言葉以外のやり方で相手に思いを伝達することができる手段であると思います。

写真を撮る際、何を思ってシャッターを切るのか?
シャッターを切る際、自分は何を感じた瞬間なのか?


私は、出会った場面が「おもしろい!」と感じた時です。


しかしながら、
自身がシャッターを切ったその瞬間に感じた思いは、なかなか写真の中には現れにくい。
立体的に感じた出来事を、カメラのシャッターを押しその瞬間をとらえたものの、プリントした時点で、平面的な表現になる。
いかに立体的な瞬間を平面的な空間で感じてもらえるようにするには・・・・。
本当にむずかしい。

そして、
本当に大切なもの、伝えたい思いは、
プリントした写真(データーではなく、空気にふれた紙)から伝わるものであり、
プリントした写真から、目に見えるものではなく、感じられるもののように思う。

ここでちょっと、

写真とは、
・自身が目にしたもの、心に思ったもの、そんな雑多な出会いの瞬間を、写真によって他の人達と共有することができるもの。
・自分の感じた温もりを、感じてもらう、体験してもらうもの。
・自分を大切にして、自分らしさを感じてもらうもの。
・主題を感じられるもの。


これらの思いを表現していくためには、あなたの中の思いを整理していくことが必要です。




⭐️ あなたの思いを整理して
写真をあなたの中で育んでいくには



・写真の中に知る喜びを示すことができているのか。
・写真の中に、時間の流れを表すことができているのか。
・ここではない、どこかに目をむけて、あなたが被写体を見つけ出す。
(他の人とあなたとの違いを出すために)
・かこまれた言葉( 写真 )を揺るがすには、概念を捨てる。
・新しいものを見つけるには、さまざまな限定にとらわれない。
・あなたの中で、新しいという言葉を作り続ける。
・新しいというもの、新しいという世界は、無限にある。


また、

* あなたと他の人との違いを出すためには、あなたの物差しをしっかり作っていくことがとても大切なことです。そのためには、他の人の良い作品をいっぱい見る事です。
そして、
あなたが表現している写真と、他の人が表現している写真との違いを、あなたの中で見つけて確かめる。
これが、個性です。
この個性を、次のあなたの作品づくりに生かしていく。
ちょっとくらい、う〜んと思える写真でも自信を持って表現していく。(プリントしてみる)



* 美しいと言う中にも色々な解釈がある。
あなたの中にある美しいと思える写真を表現していくことが、新しい美しいと思えるものを表現していくことにつながっていく。

スナップ写真によって、日常の中にあるものを切り取っていく過程で、写真の中に、あなたの思いも大切ではあるが、少し謎を残し、写真を見る人を楽しませることも大切なのではないか。




🎶 ちょっと寄り道 🎶
今から10年ぐらい前、私が組写真を始めたころ、「どのように写真を組んでいけばいいのか?」と思い、Googleで検索してみたら、「名取洋之助」という名前が、いっぱい出てきました。「こんなに名前が出てくる人なのだから、何かあるのではないか?」と思い本を買い求めました。

その本が「写真の読みかた」というタイトルでした。
なぜこの本を買い求めたかというと、写真を見るという言葉はいつも聞いていましたが、「写真の読みかた」写真を読むという言葉にビビットきたからです。
「写真の読みかた」を読んだ後、手帳に書き残していた言葉が下の言葉です。


⭐️ 名取洋之助の本「写真の読みかた」(岩波新書)の中で、
・それが大きな感じを持つこと。
・それは何か、疑問を持たせること。
・模様のような構図を持っていること。
・何のために、何を通じて、何を語るのか、何を残していくのか。
・しっかり居場所が決まれば、次に、自分の語りたいことをどう表現するか。
・何か自分の中の課題を1つ考える。
・何かをやり続ける。

と手帳に書いていました。


写真に関わっていくうえでの心構えに加えて、写真と関わりながら私がどう生きていくのかを問われているように感じたことを覚えています。


名取洋之助の「写真を読みかた」の本は、
今も、私が写真と共に生きていくうえでの原点になっています。



写真を媒介にして、
人と人をつないでいく、
観た人の心を豊かにしていく、
観た人の心に風がふくことが、
今の私の願いです。





続きは、
「65歳からの写真の練習 4」「スナップ写真 2」で、
具体的にスナップ写真の撮り方を説明していきます。

SHASHIN・65 「65歳からの写真の練習 4 スナップ写真 2 」は、こちらから





KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

SHASHIN・65 「65歳からの写真の練習」は、こちらから

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