65歳からの写真の練習 6「写真に 関係ないものは入れない」

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あなたが思ったテーマの伝え方を考えていきます

この少女とお馬さんの写真のタイトル( テーマ ) は、「通う心」です。



テーマが「伝わる写真」の第一歩は、
関係ないものを写真の中に入れないことです。



前回の「65歳からの写真を楽しむ練習 5 」「テーマを持って写真を撮る」でお伝えしましたとおり、
あなたが撮影した写真で、写真を見ている人達に伝えたいことが「テーマ」です。

詳しい説明は、下のところから、
SHASHIN・65 「65歳からの写真の練習 5 写真のテーマを考える」は、こちらから



今回は、前回の続きで、
あなたの写真を見てくれている人達に、あなたが持っているテーマをより伝わりやすくするにはどうすればいいのかを説明していきます。

つまり、
テーマが伝わりやすくなる方法(テクニック・デザイン)を考えるということです。
ここでの、
デザインを考えるということは、テーマが伝わりやすい画面構成を考えるということで、
それには、
まず、写真の基本を押さえる事が大切です。

では、「伝わる写真」の基本とは何でしょうか?

それは、
「テーマと関係ないものを写真に入れない」という事です。



「テーマと関係ないものを写真に入れない」
これがなかなか難しいです。
私のように撮影する写真のほとんどが「スナップ写真」の場合、
関係ないものを写真に入らないように考えていると、シャッターチャンスを逃してしまう場合も多いのです。
そんなスナップ写真を、テーマの伝わる写真に近づけてくれるのが、私の場合は、トリミングです。


写真が上手くなっていくと
「写真の中の写り込み」がなくなる

「テーマと関係ないものを写真に入れない」とは、
「写真の中にテーマと関係のないモノの写り込みをなくする」という事です。

一度、あなたの撮影した写真をプリントして見てください。
すると、色々なものが映り込んでいることに気づきやすいです。
( データーではなく、印画紙にプリントする事 )

そして、
一度、写真の中に映り込んでいる関係ないものに気づくことによって、次に自分で気づけるようになります。
撮影にいってファインダーを覗いたとき、バックが気になるようになります。


関係ないものの存在に気づけば、それを写真の中に入れないようにするのは、
それほど難しいことではありません。

しゃがんでみたり、
少しだけ横に動いてみたり、
通り過ぎる人を待つことができたり、
レンズを交換してみたり・・・
色々な対処法がわかってきます。

しかし、
関係ないものが見えていなければ、そんなことは思いつくことができません。

では、
写り込みを防ぐためには、具体的にどうすればいいのでしょうか?

それは、
当然というか、「よく見る」しかありません。

初めは、写真全体を注意深く見ることは難しいかもしれません。
しかし、
「写真には、特によく見るべき所」があります。

それは、
主役となる対象物の周りをしっかりと見ることです。
主役となる対象物の周辺だけは、絶対に邪魔なものを映り込ませないように、入念にチェックをする。
これだけでも、写真はずいぶん変わっていきます。

ファインダーを覗いた時、特に主役となる対象物と、ファインダーの四隅を確認することです。

写真がうまくなればなるほど、ファインダーを覗いたときのバックが気になって、
「うっかり映り込んでしまった」が、無くなってきます。

関係ないものに気づけるかどうかは、「伝わる写真」の第一歩なのです。



* うっかりした写り込みを防ぐ撮影の仕方の参考に、ぜひお読みください。

Many Thankus 「写真を撮影する時にバックを考える」は、こちらから



トリミングによって
テーマと関係ないものを取り除く

私が撮影している写真のほとんどが「スナップ写真」です。
そのスナップ写真を、テーマ( あなたが写真で伝えようと思っていること )が
伝わりやすい写真に仕上げていくために、
トリミングをして、
関係ないものや、写り込みを取り除いていきます。


⭐️ ここでちょっと
私は撮影の際、いつもセンターピントで撮影します。スナップ写真が多いせいでもあるのですが、
シャッターチャンスを逃さないためです。
「あっ!」と思った時に、逃さず、迷わず、シャッターを押すためです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。


*スナップ写真の撮影の仕方の参考に、ぜひ、合わせてお読みください。 
Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

SHASHIN・65 65歳からの写真の練習 3「スナップ写真 1 」は、こちらから

SHASHIN・65 65歳からの写真の練習 4「スナップ写真 2 」は、こちらから


私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

* Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。





ここからは、具体的に説明していきます。

まず、
▼ 下の写真を見てください。

お祭りで、少女とお馬さんとのふれあいに出会いました。
もう一瞬の出来事だったのでこのようなアングルではありますが、シャッターを押しました。
しかし、
このままでは、私の伝えたいテーマが伝わらない、ただのスナップ写真でしかありません。

そこで、
私の伝えたいテーマ「通う心」を表現するために、トリミングをしました。




▼ 下の写真を見てください。

いかがですか?
少女とお馬さんとの「通う心」のテーマとは、関係の薄い人たちをトリミングによって取り除き、少女とお馬さんの世界にグッと近づくことによって、「通う心」のテーマが表現された写真に仕上がりました。


少女とお馬さんの写真の詳しい説明は、
Postcard Poem 「Postcard ポエム 通う心 2019年 7月」は、こちらから





次に、
▼ 下の男の人の写真を見てください。

べンチに座っている男の人の表情が気に入って、左で立ってバーガーを食べている人がいなくなるのをずっと待っていたのですが、なかなか動いてくれなかったので、しびれを切らしてシャッターを押しました。
ベンチに座っている人の写真のテーマは、「もの思う」です。

そこで、
私が伝えたい写真のテーマ「もの思う」を表現するためにトリミングをしてみました。



▼ 下の写真を見てください。

いかがですか?
センターピントで、
そして、
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。

左に立っている人をトリミングで取り除いて、私が伝えたいテーマ「もの思う」が伝わる写真になりました。


ベンチに座っている男の人の写真の詳しい説明は、
KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方 2015年11月 もの思う」は、こちらから



いかがでしたか?

「テーマが伝わる写真の第一歩は、
写真の中にテーマとは関係ないものを入れない」

「私はスナップ写真ばかりだから・・・」と、あきらめないで、
一度、スナップ写真を、トリミングによって、関係ないものを写真から取り除いて、
あなたが伝えたいテーマに沿った写真に仕上げていきましょう。
  





KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

SHASHIN・65 「65歳からの写真の練習」は、こちらから

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