影の映えする写真を、撮影する為に

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影の映える撮影に
影やシルエットは
写真に表情や空気感を
もたらしてくれます


9月に、大阪城公園でご主人と散歩中のハスキー犬に出会いました。
名前は、「アイス」です。
シルエットが、家族のひと時の物語を伝えています。




「映える写真を撮影!」では、テーマが伝わる写真を目指してきました。
テーマとは、あなたの写真を見てくれている人たちに、写真で伝えたいことです。


テーマを考える参考に、ぜひお読みください。
HAERUSHASHIN
 映える写真を撮影! 5
 「写真のテーマを考えるとは?」は、こちらから



ここからの、
「映える写真を撮影!」では、身近なところのモチーフを紹介していきます。

これから紹介するモチーフは、
あなたが「いいな」と思ったことを、発見し、見つけだす助けになると思います。



今回は、「影」について説明していきます。




影をカットしないで
写真の
表情づけに
利用しましょう

光と影は対のものです。
光があれば影ができます。
しかし
同じように思われるかもしれませんが、光と影は別のものです。
もし、影のかたちを意識したり、気になるのであれば、それは、影を撮影していると言えます。

影を意識してシャッターを押すだけで、写真は変わってきます。
影をカットしないで写真の中にいれてみましょう。
影を写真の中に入れることによって、影を作っている被写体の存在感や、その場の空気感などが伝わりやすくなります。

そして、
影は、写真に表情をつけてくれます。
気になる影を見つけたときは、影のおもしろさが伝わる、表現できるアングルを探しましょう。




いろいろな影と
シルエット

光のあるところでは、影が見つけやすいです。
光を感じたら、影も探してみましょう。

影は、かたちしかわからないので、写真を見る人の想像力を想像力をかき立てる効果があります。
人物などがきちんと写っていないからこそ、いろいろな物語が想像できるのです。
直接見せずに影で表現した方が想像が膨らむものです。
そして、
影を生み出しているものをさりげなく写真に入れるのもポイントです。

ここで気をつけることは、
影を写真に入れる時に、主役にする影に別の影が重ならないようにすることです。
撮影後に写真を見てみると、別の影が重なって、よくわからない写真になっていたりするので注意して撮影しましょう。


ここからは例をあげて説明していきます。




例 1
・人物の影

輪になってミーティングをしているところです。




例 2
・シルエット

雨上がりの公園で枝ぶりのいい木を見つけました。
真ん中のうっすら白い太陽を入れ、バックに変化をつけて、
木の太い幹を右から斜め上に伸びるようにして撮影しました。

影の写真をデザインする時、
写真の中に光を取り入れることでバックの空にグラデーションを見せることができて、より表情のある写真をデザインすることができます。




例 3
・ビルの階段

夕陽を受けて影を作る外の非常階段です。
階段自体はほとんど写っていませんが、影で表しています。




例 4
・電信柱

後ろからの日の光でできた電信柱の長い影。
影を強調するために、モノクロにしてみました。




例 5
・水面の影

写真の中にハイライトを入れることによって影に表情が出ています。
また、水面が水鳥によって揺らいでいるのも、
グラデーションが出ていていいと思います。




例 6
・地面に落ちる影

影が影として存在するにはその影ができる「バック」が大切になってきます。
地面や道路、壁や葉っぱなど、いろいろあります。
そのバックの質感、テクスチャーのラインや模様は、影を撮影するときに効果的なのか、
または、邪魔をしていないかを考えてシャッターを押しましょう。




例 7
・青い影

影は、黒いと思われがちですが、
青い影もあります。
ときには、青い影を探してみるのもいいのではないでしょうか?




露室をマイナスに
そして
コントラストを上げて
影を濃く仕上げる

おもしろい影を見つけて撮影したものの、
影が思うように表現できていない時は、
レタッチでカバーしましょう。


▼ 下の写真を見てください。
実際に撮影した写真です。

石垣に落ちた木の影を撮影した。
影が薄く、存在感のない影になっています。


そこで、
レタッチをしてみました。

露光を下げて、同時にコントラストを上げました。

どうですか?
影が濃くなって、存在感のある影になりました。


露光やコントラストは、レタッチでカバーすることができるので!


撮影の時に、あまり露光などのことを考えないで
アングルやフレーミングのことに集中して撮影しましょう。



きっと
素敵な影の写真を撮影できますよ!


あなたの撮影の参考にしていただければ幸いです。




前回の「かたち面白さ」の説明は
HAERUSHASHIN
 映える写真を撮影! 15
 「かたちの面白さが伝わる写真」は、こちらから






これまでの
映える写真を撮影! も参考にあわせてお読みください。

HAERUSHASHIN
 映える写真を撮影! 5
 「 写真のテーマを考えるとは? 」

HAERUSHASHIN 
 映える写真を撮影! 6
 「 写真に関係ないものは入れない 」

HAERUSHASHIN
 映える写真を撮影! 7
 「 写真のベースラインを整える事は 」

HAERUSHASHIN
 映える写真を撮影! 8
 「 写真に表情をプラスする為には 」

HAERUSHASHIN
映える写真を撮影!9
「 伝わる写真を目指すためには 」






Many・Thanks
「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

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「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

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「映える写真を撮影!」は、こちらから

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