day・day ささやく 2025 年 7月

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暮らしの日々から
気持ちのあり方

* 7月 1日
しんしんと

梅雨が明けるとこの暑さに
ついつい海の青さを思い描いてしまう


篠原鳳作( しのはらほうさく )の
俳句に


しんしんと

肺碧きまで

海の旅


というのがある

しんしんと肺まで青く染まるような
そんな紺碧の海の旅という
句意だそうです


私は海を恋しく思うと
「しんしんと」という
言葉が胸に浮かんでくる

「しんしんと」とは
本来は痛みや寒さが
身に深くしみとおることですが

ここでは
紺碧の海の色が
肺の中にまで染み入る意味なのです


この句には季語ありません
このような句を
無季句といいます

しかし

肺の中まで青くなる海の旅は
おそらく夏の旅であろうことが
想像できる


篠原鳳作の俳句は
季語にとらわれない感情を
素直に表現しています


梅雨が明けてこの暑さの中
紺碧の海を思い描き
「しんしんと」という思いを
胸いっぱいにしたい
私です




* 7月 3日
持ちつ持たれつ

日々を一生懸命に生きている

相手を思っている

相手に思われている

生きて行くためのルールが同じ

お互いを信頼している

お互いを尊敬している

思いに反することを強要されない

自由に相手から離れることができる


お互いが
持ちつ持たれつの
いい関係を築いていきましょう




* 7月 7日
耳の痛いこと

誰かに耳の痛いことを
言われたとき
あなたはどう思いますか?

あなたが
良い意味の自尊心を持っていれば
感情的になることは
あまりないです。

あなたが
あなた自身を好きであれば
耳の痛いことを素直に
受け入れることができるはずです

そして

反論する材料を探すことなく
的を射た指摘に対しては
感謝の気持ちを持ちましょう

そして

あなた自身の向上に
役立てて

あなたの成長のチャンスにしましょう




* 7月13日
ポイント

普段は土曜日に
買い物に出かけないのだが
このところの暑さのために
買い物に出かけることが
おっくうになっていた

しかし
冷蔵庫の中が
ガラガラになってきて
どうにも仕方なく
土曜日に買い物に出かけた

あれもこれもと
カートの中に入れていると
だんだんと買い物客が
多くなってきて

カートが通りにくくなって
どうしたのか・・・
と思いつつセルフレジに・・・

清算をしてレシートを見て納得した

ポイント3倍デイだったのです

私のポイントに対する
関心のなさに呆れてしまった

今度の土曜日には
買い物に行こう!
と心に決める私です
でも
暑かったら・・・




* 7月17日
生きていく

買い物の帰り道
なだらかな坂を登り切った橋の上に
黒い日傘を差した人が目に入った

お婆ちゃんが
カートを引いて歩いている

しかし
その歩く速さが
とても遅いのです

思わず声をかけた

「お婆ちゃん、大丈夫?」
「大丈夫、ありがとう」
と声が返ってきた

私もお婆ちゃんのように
年がいっても
「頑張って買い物に行かなくては!」

お婆ちゃんの
歩く速さは
生きて行くということだと
思いました




* 7月21日
美容室

何も会話をすることなく
美容室の中に
クラシックが流れ
髪を切る鋏の音だけが響いている

シャッチュ シャッチュ シャチュ

柱時計の
カチェカチェ ボーンボーン

髪が短くなった

自転車での帰り道
橋の上で
川風に吹かれ
見上げた空
雲ひとつない

心がスートと空に舞い上がる

髪が整うと
心も整う

明日から
また 頑張れる気がする




* 7月23日
人生の目標

目標を立てる事によって
あなたを目的地まで案内してくれる

人は日々選択をして生きています

今日は天気がいいから
シーツを洗おう

今日は暑いから
あっさりした夕御飯にしよう

とか
そんな中で

長期的な目標を考えてみましょう
考えてみる事によって
選択する方向が決まってきます

1 達成したいことを考える
2 そのことを達成するために必要なことを考える
3 考えた事を日々実行していく

以上のことを考えて実行することで
あなたの人生設計が具体的になり
あなたの日々するべきことがはっきりしてきます

長期的な目標を持って
そのことを達成するための
努力を重ねる事によって
人として成長していけるのです







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