ブレの写真を、楽しく撮るには

HAERUSHASHIN
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被写体がはっきりと写っていないからこそ味わいがあったりします

ブレ写真の撮り方について作例をもとに説明していきます

ISO 100 f / 7.1 0.4秒 シャッター優先オート

大阪阿倍野区にある安倍晴明神社の
狛犬と本坪鈴(ほんつぼすず)についている鈴緒(すずお)が
風に揺れているところをシャッタースピードを落として狙いました。


⭐️ この時、三脚を持っていなかったので、
足を肩幅に開いて、カメラを持つ左手の脇を締めて、
カメラのアイカップを眉毛のところに押し当て、
息を止めてシャッターを押しました。

このようにして撮影したのが上の写真です。




「映える写真を撮影!」では、テーマが伝わる写真を目指してきました。
テーマとは、あなたの写真を見てくれている人たちに、写真で伝えたいことです。


テーマを考える参考に、ぜひお読みください。
HAERUSHASHIN
 映える写真を撮影! 5
 「写真のテーマを考えるとは?」は、こちらから



ここからの、
「映える写真を撮影!」では、身近なところのモチーフを紹介していきます。

これから紹介するモチーフは、
あなたが「いいな」と思ったことを、発見し、見つけだす助けになると思います。


・気づいたことや感じたことが
写真を見た人にきちんと伝わる写真を
撮影する参考にぜひお読みください。
HAERUSHASHIN
映える写真を撮影!9
「 伝わる写真を目指すためには 」



今回は、「ブレ撮影」について説明していきます。



この記事の内容は

1 動く被写体からブレをとらえる
・飛行機
・自転車
・人
2 自分が動きながらのブレ
・電車
・車
3 夜の灯りのブレ
4 風を楽しむブレ
5 ピントを外したブレ
6 流し撮りでバックのブレ



以上のことを説明していきます。






動体の軌跡をブレとして表現する

ブレのある写真は、失敗と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、ブレがあればこそ面白い写真もあるのです。
ブレを活かすことによって動体の動きや流れを表現することができます。

例えば、
道路を走る車、自転車、街を行き交う人々など、
そこには肉眼では見ることのできない「時間の流れ」が映ります。

カメラを「シャッター優先」モードに切り替えて、シャッター速度を調整しましょう。
シャッター速度を遅くするほど動体の動きをブレとして表現することができます。

動きのある動体の撮影では、ぜひブレ表現に挑戦してみましょう。




⭐️ ここでちょっと

・シャッター優先オートで
シャッター速度が遅いほどブレ写真は面白くなります。

しかし、
そうなると写真の明るさがままならないことがり、
写真が明るく写りすぎたり、暗く映りすぎたりします。

・絞り優先オートは、
シャッター速度事態を変えることはできませんが、
絞りを最小にに設定することで
そのとき可能な最低シャッター速度がだせるのです。

だから、
シャッター優先オートよりも適切な明るさで撮影できます。


その場の状況に合わせてモードを使い分けてみましょう。




動く被写体からブレを想像してみる

まずは動く被写体を見つけましょう。
車、風、人などに注目して
「この被写体はブレると面白いかも」
と、想像力を働かせましょう。

一度ではうまく撮れないので、何度も挑戦してみましょう。




ここからは、作例をあげて説明していきます。




1 動く被写体からのブレをとらえる

例 1
・飛行機

ISO 1000 f 6.3 1/5秒  絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

大阪伊丹空港で、三脚で飛行機が着陸するところを狙いました。




例 2・自転車

ISO 100 f13 1/13  シャッター優先オート


▲ 上の写真を見てください。

バックの縦長の窓が気に入り、前を自転車が通り過ぎる瞬間を狙いました。




例 3・人

ISO 100 f10 1/13 シャッター優先オート

▲ 上の写真を見てください。

長い階段の前を通り過ぎる人を狙いました。

静と動のコントラストを意識して。

・人

ISO 3200 f4.0 1/5秒 絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

一心にかけて行く少女たちの後ろ姿です。






2 自分が動きながらのブレ

バスの中から例 1・電車

ISO 3200 f4.0 1/25秒 絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

バスの窓から、横を並走する電車を狙いました。

ひたむきに走る電車のスピード感が出ています。




例 2・車

ISO 3200 f4.0 1/10秒 絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

車のテールランプのブレ具合が面白いです。

自分が動いていても気になるものがあったら、迷わずシャッターを押してみましょう。




3 夜の灯りのブレ

ISO 3200 f8.0 0.3秒 絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

街の明かりが、ブレて「く」の字の形になりました。

もう少し、動かしてもいいのではないでしょうか。


暗い夜の撮影は絞り優先オート設定だとシャッタースピードが落ちます。
それをうまく利用してブレ写真を楽しむのはいかがですか?




4 風を楽しむ

ISO 100 f4.0 1/320秒 絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

赤米の稲穂が風に揺れる様子を見て面白いと思いシャッターを押しました。




5 ピントを外す

ISO 250 f4.5 1/40秒 絞り優先オート

▲ 上の写真を見てください。

わざとピントを外すことによって、柔らかなブレ写真を狙いました。




6 流し撮り

ブレを使ったテクニックのひとつに、「流し撮り」があります。
少し遅めのシャッタースピードで動く被写体に合わせてカメラを動かしながら撮影すると、
被写体は止まり、背景がブレて写るのです。

高速シャッターで全体をピタリと止めて写すより、スピード感が感じられる写真になります。


ISO 100 f6.3 1/20秒 シャッター優先オート

▲ 上の写真を見てください。

ランニングしている被写体のスピード感が出ています。


⭐️ 流し撮りをする時は

まず、
レンズの手ぶれ補正機能をオフにします。

そして、
足を肩幅に開き、
カメラを持っている左手の脇をしっかり閉め、
カメラのアイカップを眉のところに押し当てて持ち、
息を止めて被写体とカメラのスピードをシンクロさせて撮影します。

この際、
手と頭を回すのではなく、
腰を回すようにして撮影することが大切です。





まとめ

1 動く被写体からブレを想像して狙ってみる。

2 自分が動きながらシャッターを押すことで
  ブレ写真を楽しんでみる。

3 シャッター優先オートで狙うのか絞り優先オートで
狙うのか、その場の状況に合わせてモードを使い分ける。

4 流し撮りに挑戦してみる。



最後に

ブレ写真は、昼でも夜でも撮影することができます。

面白い写真が撮影できない日には、ぜひブレ写真に挑戦して
撮影を楽しんでみてはいかがですか?


また、
思いもよらずにブレてしまった写真も
時が過ぎて改めて見返してみると
結構いい時間の流れを表せていることがあります。
「ブレ写真だけど、いいじゃん!」
と思える瞬間が来たりするものです。

私もその瞬間を幾度となく味わってきました。

ブレている写真だからといって消去することなく
残しておいて下さい。


時間の流れは、
あなたの感性を変えていきます。

あなたの感性を進化、新化させていきます。





最後まで、読んでくださいましてありがとうございました。
ブレ写真を楽しく撮影する時の参考になれば幸いです。



気づいたことや感じたことが
写真を見た人にきちんと伝わる
写真を撮影する参考にぜひお読みください。
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映える写真を撮影!9
「 伝わる写真を目指すためには 」


これまでの
映える写真を撮影! も参考にあわせてお読みください。

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 映える写真を撮影! 5
 「 写真のテーマを考えるとは? 」

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 映える写真を撮影! 6
 「 写真に関係ないものは入れない 」

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 映える写真を撮影! 7
 「 写真のベースラインを整える事は 」

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 映える写真を撮影! 8
 「 写真に表情をプラスする為には 」

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Many・Thanks
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