day・day ささやく 2023年 9月

Pocket

暮らしの日々から 気持ちのありかた

*9月 1日
生きること。
生きていること。

生きることに追われていている日々。

そんな中で、
私は、果たして、
生きていることを、
実感できているのだろうか?

生きていることの先に、
生きることがあるのではないかと、
そんな気がしてきた。

ちょっと違うかなぁ・・・

あなたは、
どんなふうに感じましたか?

生きること。
生きていること。

生きていないと、
生きることができない。



*9月 3日
ゼロから。

何かを始めるときは、
ゼロから始めましょう。

今までに経験して知ったことは大切だし、
貴重な宝物です。

しかし、
新しいことを始める時に、
経験したことの上に、
積み上げて仕事をしていくと、
効率よく、無難に仕事はできていきますが、

新しさは、そこからは生まれてきません。

勇気をもって、挑戦すること。

すると、
深く、広く、
新しいことを学ぶことができます。

ゼロから始めてみましょう。



*9月 5日
あくび。

我が家の猫をなでていると、
決まってあくびが出る。

机の上にダンボールを置き、
バスタオルを敷いている。
そこが我が家の猫、
リンの居場所になっている。

洗濯物を干している時、
洗濯物を片付けている時、
決まってダンボールの上のやってきては、
クルクルまわってパタンと寝転がる。

なでてほしいのです。

そうかそうかと、
リンをなでていると目がショボショボしてきて、
決まってあくびがでてくる。

リンをなでる事により、
私の頭が柔らかな毛布に包まれて、
三半規管が力を失い、
心が癒されているのであろう。

リンをなでることにより、
リンが癒され、
私が癒され、
やさしい時が流れていく。



*9月 7日
つながり。

友達と一緒だと、
いつも楽で、楽しく安心していられる。
しかし、
それでは、自分の道を生きることが、
難しくなってきます。

友達との関係も大切ですが、
いつも、一緒の意見でないと、
一緒にいられないような「つながり」では、
いつか、息が詰まってしまい、
友達との関係が、
重いものになってしまいます。

勇気をもって、
一人で過ごし、
一人で出かけ、
時には、
友達とは違う意見を選ぶ。

それでも、
仲良く付き合っていける、
そんな「つながり」の中で生きていたいものです。



*9月11日
秋よ恋。

日盛りに、日傘をさして買い物。

歩くということにちょっとこだわって、
歩く日々。

この残暑の厳しさは、身体にこたえる。

買い物してきた荷物を肩にかけて、
日傘をさして、歩く。

ついつい、下をむく。

日傘の影に、トンボの影が続いた。
思わず顔を上げて、
トンボを追いかけた。

しかし、
どこにも、見つけることができなかった。

暑さのための、
夢か、うつつか、幻か・・・

秋よ来い、早く来い。

秋よ恋、早く恋。



*9月13日
自分らしさ。

新しいことを始める時に、
一番はじめに思いつくこと・・・
「いいアイデアが浮かんだ!」
と、走りはじめる。

そんな時は、
決まって途中で息詰まってしまう。

それは、
かつて自分がやってきた事の、
模倣になっているからです。

そこからは、
自分らしさは生まれにくいものです。

そんな時は、
一度、立ち止まって確認してみましょう。

かつてしてきた事の模倣になっていないか?
本当に新しいチャレンジをしているのか?

自分の奥底にある「生きていく軸」に、
照らし合わせてみましょう。

そこに、
自分らしさは隠れているのです。



*9月15日
ゆれる心。

このことを話すと、
あの人に、どう思われるだろうか・・・
この人に、なんて言われるだろうか・・・

などと考え、思っていると、
そのうちに、息が詰まってくる。

私は、
ほとんど、
そんなふうに、
ゆれる心の中で生きてきた。

今、私は67歳です。
生きることができても、
あと、10年とちょっとだと思います。

誰になんと言われようと、
私の思うところで生きていたい。
頑固、ばあさんで・・・
頑固、たまちゃんで・・・

「もう〜頑固なんだから・・・」
と、笑って言われるくらいがちょうどいい気がしてきた。

私の心の一番正直なところで、
残りの人生を生きていたい。



*9月19日
エディー・ジョーンズ。

今から 4年前。
その頃の私は、
導いてくれる言葉を探しつつ生きていました。
自分に自信が持てなくなっていたのです。

そんな時に、
「ブライトンミラクル」という映画に出会いました。

映画での、
エディー・ジョーンズの言葉は、
私の心にしみてきました。

何回、繰り返し見ただろうか?
「ブライトンミラクル」

エディー・ジョーンズの言葉。

自分でコントロールできないことは気にしない!
しかし、
自分でコントロールできることは、
徹底的に追求していく。

つまり、
私は、
自分の周りの人が思ったり、
考えたしすることは、
自分ではどうすることもできない。

だから、
自分が思っていることを、
自信を持って、
一生懸命に生きていくことが大切なのだと、
思いました。

エディー・ジョーンズに教えていただいた言葉は、

今も私の心の支えになっています。



*9月23日
ざんざか。

先日、
主人の実家の墓参りに行ってきました。
私は、久々の墓参りでした。

この道を主人の運転する車で、
息子達とよく通ったなぁ・・・
と思いながら、
上の息子が運転をしてくれる車の、
後部座席に座っていました。

実家に着くと、
まるで雨雲を私たちが連れて来たかのように、
雨が降りはじめました。

その雨の降りようといったら、
雷をともない、
ただ事ではないほどでした。

ざんざか、ざんざか降っていました。

傘をさして雨の中をいくと、
なんとまぁ、雨音のうるさい事、
靴はびしょびしょ。

途中で引き返してきました。

雨には濡れてはいないが、
心の奥底に、
積りに積もっていた色々なものが、
雨音とともに流されて行った気がして・・・

自然が作りだすメロディー。

ざんざか降る雨に、
心が清められて、
まるで、
滝に打たれた後のような気持ちでした。



*9月25日
仮説を立てる。

目の前にある事柄について、
思いっきり想像力を働かせて、
推理して、色々と考えておく。

そして、
起こってくる事柄に対して、
自分なりの仮説を立てておく。

もしこうだったら?
たとえば、こうなったら?

良いことも、悪いことも、
考えて、仮説を立てておく。

すると、
精神的にも楽になり、
急な出来事にも対処できます。

悩むのではなく、
考えておくのです。

仮説を立てておくのです。

心の支えになります。



*9月27日
手放す。

あれも、これもと、
手に入れることに夢中になっていると、
気がつくと、
両手いっぱいになって、
持ちきれなくなっています。

そして、
だんだんと息がつまってきます。

物であっても、
何であっても、
一つ買ったら、
一つ手放す。

ひとつはじめたら、
ひとつやめる。

あなたの好きなことを始めるということは、
何か一つをあきらめるということです。

そうでないと、あなたがもちません。
いつかあなたが崩れてしまいます。

楽しいことであっても、
プラスになることであっても、

一度、立ち止まって、
考えてみましょう。






Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

HAERUSHASHIN 「映える写真を撮影!」は、こちらから

Postcard Poem 「Postcard ポエム」は、こちらから

POEMWO 「ポエムに」は、こちらから

HeartStory 「ハートストーリー 」は、こちらから

day・day 「day・day ささやく」は、こちらから

Nahoko・Uehashi 「上橋菜穂子さんの本の心に残るページ」は、こちらから

Torishimakikou 「品田穣の鳥島紀行」56年前のアホウドリとの出会い は、こちらから

EHONWO 「写真絵本 のら猫シロとたまちゃんと」は、こちらから

Pocket