day・day ささやく 2023年 2月

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暮らしの日々から 気持ちのありかた

*2月 1日
相手の話を聞く。

とかく、
自分の中では話がしたくて、
話を聞いてほしくて、
友達と連絡をとって、
会ってもらう事が多い。

しかし、
優先すべきは、
自分が話をすることよりも、
相手の話を聞くことだと思います。

相手の話に耳を傾けることにより、
いろいろな可能性がひらけてきて、
教えてもらえたり、
信用してもらえるようになります。

相手の話を聞くということは、
人間関係をより良くするための秘訣です。

相手のためにも、自分のためにも、
話の聞き手上手になりましょう。



*2月3日
心。

今日は、
季節の分かれ目である節分です。
邪気が入りやすいと言われている、
季節の変わりめ。
豆をまいて、邪気を追い払いましょう。

そして、
明日は、
待ちかねていた「立春」です。

旧暦では、立春が新しい年の始まりでした。
「立」という文字には、
「始まる」という意味もあるそうです。

外はまだまだ寒いですが、
この一年をどのように過ごしていくか、
一度、ゆっくり思い、考えてみましょう。

そして、
心の中に、志を立てて、
心の中に、春の風をよびこみ、

北風に負けないで、
立ち向かっていく心を、
作りましょう。



*2月 5日
きっかけ。

きっかけは、突然やってくるように思えるが、
本当は違うと思う。

一つの事を、
ずっと考え続けているときに限り、
自分のもとにやって来てくれる。

きっかけは、
足音をしのばせて、
自分の後ろをついて来てくれている。
ふと、
振り向いたときに、
きっかけに気づく。

気づいたところで、
きっかけを、
手にするか、
手放してしまうかは、
自分の心のあり方で決まってくる。

やって来てくれた、
きっかけに気づくように、
いつもアンテナを張っておこう。

きっかけは、
いつもあなたのそばにある。



*2月 7日
明日のために。

一日一日というのは、
バラバラのように見えて、
しっかりとつながっています。

今日と、明日をつなげていくのが、
生きていくということです。

今日を生きる、今を生きることは、
とても大切です。

そして、
今日を生きる、今を生きることを、
明日につなげる。

明日も気持ちよく生きていけるように、
明日も心地よく暮らせるように、

今日をもっと大切にして、
生きていかなければ。

「今日は、明日のためにある」
そう思って、
今日を生きていく。



*2月 9日
きっかけ、パート2。

2月 5日の日に、
きっかけに気づくことが大切と書きました。

もしかしたら、
きっかけは、
待っているものではなく、
自分から作っていくものでも、
あるような気がして来ました。

人とのきっかけ、
物事のきっかけ、
勇気を出して自分から作ってみる。

しかし、
作ってみようと思っても、
どうしても 結果が気にになって、
尻込みをしてしまう。

アントニオ猪木さんの、
「迷わず行け、行けばわかるさ」
の言葉を思い出す。

きっかけを自分で作る。

きっかけを作らずに後悔するよりも、
きっかけを作って後悔する方が、
あとあと
次に進む事ができると思います。

さぁ、
自分から、
きっかけを作っていきましょう。



*2月11日
変わっている。

自分というものは、
日々変わっています。
昨日より今日と言うように、
なかなか目には見えないけれども・・・

転職することで、
引越しをしたことで、
また、
歳とともに感じ方が変わっていき、
出会う人によっても変わっていきます。

今の自分を確認して、
いつも最新の自分を知っておく。

そして、
「今考えていること」
「これからしたいこと」
「どんな自分になりたいか」
これらを、
紙に書いておいて、
時々、見直して方向修正を心がけて。

すると、
3ヶ月、半年過ぎた時、
いつのまにか新しい自分に変わっていることに、
気づくはずです。



*2月13日
自信。

新しいことを始めるときに、
何が大切なのか?

誰かに勧められてはみるものの、
「いいえ、無理ですよ」
「そんなの、全然だめですよ」
と、否定的な返事をしてしまう。

第三者からみると、
やれると思えることも、
自分で考えて、
あれこれと思いをめぐらせてみると
どう始めればいいのか・・・
どこから始めればいいのか・・・
などなど・・・
失敗が怖くて、尻込みをしてしまう。

このような人に必要なのは、
経験でも実力でもありません。
ただ必要なのは、自信だけです。

自信とは、うぬぼれではなく、
自分を信じることです。

「大丈夫。私にはきっとできる」
と、自分で自分を励ましましょう。

新しい自分に出会えますよ。



*2月15日
匂いと臭い。

先日、公園の側を歩いていると、
どこからともなく、
いい匂いが漂ってきたので、
周りを見渡してみると、
梅の花が咲いていた。

梅の花が咲いている所だけ、
明るく春色の空気をとどめていた。

梅の花に近づいて薫ってみると、
ちょっと暖かな気持ちになった。

家に帰り、
テレビのニュースで、
ウクライナの戦争、
そして、
トルコの地震が、報道されていた。

映像だけでは臭いは伝わりにくい。
きっと、
私の経験したこともない臭いだろうと思う。

今、困っている人たちが、
春の香りを感じて、
つかの間、
大変なことを忘れることができ、
ちょっと暖かな気持ちになって欲しいと、
切実に思いました。



*2月17日
悲しみ。

私は、
息子たちが小さい時、
悲しい物語を読んでいると涙が出て出て、
物語を最後まで読むことができませんでした。

そんな私にある時期、
次々と大変なことが起こってきて・・・
その時私は、
泣いている場合ではない!
次、どうするか考えなくては!

と、涙を封印した時期があります。

悲しいのに、悲しくないふりをして、
生きてきました。
すると、
悲しいと感じられなくなってしまい・・・

涙を流せなくなりました。

すると、
自分の中で訳がわからなくなってしまうのです。
感動しているのか?
悲しいのか?
怒っているのか?

悲しみは、
人が成長して生きていくために
必要な感情のひとつです。
悲しみをしっかりと抱きしめて、
受け入れて言葉にしてみましょう。

私は、
何を悲しんでいるのか?
何に心が奪われているのか?

悲しみを知れば知るほど、
人の気持ちがわかるようになり、
人に優しくなれます。

一度、
悲しみを言葉に、
悲しみを文字にしてみましょう。

悲しみは、どんな所にでも潜んでいます。



*2月19日
手放す。

新しく前を向いて歩み始めるには、
何かの思いを手放して、
身軽になることだろう。

ふっ切ることだろう。

しかし、
歩み始める事柄を、
明確にしておく必要がある。

でないと、
手放しすぎて、
身軽になりすぎて、
月面を歩く宇宙飛行士のようで、
歩き方が分からなくなってしまう。

新しく前を向いて歩み始めるには、
たどり着くべき所を見定めて、
手放していきましょう。



*2月21日
深く確かめる。

人や物事について、
すぐにわかったつもりになる。

「たぶんこうだろう」
「そんな話はつまらない」
と決めつけてしまう。

一つのことを掘り下げること。
疑問を持ち、
じっくりと確かめる。

確かめる行動が、
確かめる思いが、
深ければ深いほど、明確に見えてくる。

深く掘り下げる習慣により、
色々な知恵を蓄えることができて、
人と豊かな関係を、
作り上げることができるようになります。

さぁ、色々な事柄に
「なぜ」
「どうして」
と、疑問を持ち確かめてましょう。

子ども心にもどって・・・



*2月23日
猫の日。

昨日は、猫の日でした。

昨年は、
2022年2月22日ということで、
何かあるかな?
と思っていたら、何もなく、
我が家の猫、
リンと一緒にストーブの前で、
お昼寝をしたことを、
思い出しました。

今年は?
と思っていましたが、
やはり何もなくて・・・

ただ、
膝の後ろが痛くなって、
治療院に行ってきました。

だんだんと歳を重ねるごとに、
あそこが痛い、ここが痛いと・・・
そんな時にお世話になっています。

身体の左右のバランスが、
いつの間にか崩れてくるようで、
治療院で整えていただいています。

歳を重ねても、
猫の体のように柔らかな身体で、
いられたら・・・
と思い日々を過ごしています。



*2月25日
猫。

朝、
ベランダから外を見ていると、
一匹ののら猫が、
垣根の上でチュンチュンと、
はねているスズメを、
首を長くして狙っていました。

垣根の上までは、
130センチはあるかと思われたので、
「むりむり、無理だって!」
と心で思いながら、
半分笑ってみていました。

ところが、
ジャンプ一発、
「捕まえた!」
のら猫は、
スズメをくわえて、
足ばやに走り去った。

「すごい!」
「猫を侮ってはならない!」
としみじみ思いました。



*2月27日
大阪マラソン。

月参りに来ていただいている和尚さんが、
大阪マラソンで走られるとお聞きして、
応援に行ってきました。

私のマンションから出てすぐの大通りで、
ゴールまであと3kmの所で待っていました。


実を言うと、
私は、大阪に長年住んではいますが、
大阪マラソンを応援するのは初めてで、
和尚さんの姿を必死に探していましたが、
和尚さんの姿を見つけることができず、
そのうちに、
目の前を走り去る知らない人々を、
応援してしまう状況になりました。

手をたたき、
「がんばれー、あと少しだよー」
と、声を出して応援し始めました。

そのうちに、「がんばれー」は、
走っている人達にいいのだろうか?
「ファイトー」の方がいいのではないだろうか?
などと応援の言葉に迷いはじめた。

そんな時、
走っている人たちから、
「はい! ありがとう!」と、
言葉を返してくれた人がいました。

わっ! すごい!

この感動を経験するから、
みんなマラソンの応援にいくんだと思いました。

来年も、
「大阪マラソンの応援に行こう!」
と思った私です。

ところで、
私は、和尚さんを、
見つけることはできませんでした。

だから、
来年は、
どんな色のシャツで走るのか、
どんな色の帽子で走るのか、
しっかり聞いておこうと・・・




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