組写真・作り方・考え方 2017年 5月編 [ 1 ]「 思うこと」

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3枚の写真で、組写真を作り
「ものがたり」を表現していく

▼ 下の組写真が、2017年5月に展示した「 思うこと」です。

思うこと

大阪城で出会い写真を撮らせてもらった
彼女の帽子の下は坊主だそうで
人生で2回目だと言っていました
そこから先を聞いてみたい思いはあったのですが
言葉にはなりませんでした

坊主になると言う事には
強い反省の意味を持つ日本文化
しかし 彼女の言葉の端からは
そのような意味は伝わって来なかった
それよりも 何かに向かって歩き出そうとしている
強い決意が伝わってきた

「ありがとう」の言葉が キラキラと輝きながら
呼吸をしている空気の中に浮かんでいる
そんな暖かな風景の中で
少しつらい心を抱きながら
人生という車に乗り 心の求める居場所を目指し
今一度 アクセルを踏んでみてはいかがですか





まず、真ん中の写真から説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。

この写真は、大阪城公園で撮影させていただきました。
大阪城公園南外堀の「においの森」のあたりで和太鼓の練習をされている「飛炎」の関係者の方で、
以前、「組写真・作り方・考え方 2016年 9月編 [ 1 ] 未来を託す」の組写真の真ん中の写真の子供たちをセッティングしてくださった方です。


KUMISHASHIN
 「組写真 作り方 考え方 2016年 9月編 [ 1 ] 未来を託す」は、こちらから
KUMISHASHIN
 「組写真 作り方 考え方 2016年 9月編 [ 2 ] 未来を託す」は、こちらから



子供たちの写真を撮影した後、なぜか私に話しかけてくださって、
「この帽子の下は、坊主で、人生二度目の・・・と」帽子をとって、赤いバンダナに覆われて頭を見せてくださった。
その姿には、日本に昔からある、反省の意味から坊主にするような感じはまったくなく、何かをフッ切って次のステージンに進んで行こうとしている感じがひしひしと伝わってきた。また、彼女も、私に話をすることで、心の内を確かめていたのかもしれません。

私の人生もいろいろなことがありましたが、坊主にしようと思ったことは一度もありません。

しかし、この頃、ちょっと思うところがあり、ひとつのことをどうしようかとずいぶん迷っていました。彼女に出会い話を聞くことができたのは、「迷っている思いをふっきって、前に進め」と、いうことだと思った記憶が残っています。その後、動き出してうまくいきました。彼女のお陰だと今も思っています。

次の自分に挑戦していこうとしている彼女の写真で、組写真を組んでみたいと思いました。




▼ 下の写真を見てください。
実際に撮影した写真です。

このままだと、スナップ写真にすぎません。
このスナップ写真を組写真の表現意図にあう写真にトリミングで作っていきます。



⭐️ ここでちょっと
私は撮影の際、いつもセンターピント撮影します。スナップ写真が多いいせいでもあるのですが、
シャッターチャンスを逃さないためです。
「あっ!」と思った時に、逃さず、迷わず、シャッターを押すためです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。

スナップ写真の撮影の仕方の参考に、ぜひ合わせてお読みください。 
* Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

SHASHIN・65
65歳からの写真を楽しむ練習 3「スナップ写真 1」は、こちらから

SHASHIN・65
65歳からの写真を楽しむ練習 4「スナップ写真 2」は、こちらから





戻ります。
縦位置の写真だったのですが、余計なものを取り除いて、彼女の思いが伝わるように横位置でトリミングをしてみました。
▼ 下の写真を見てください。

ちょっと分かりづらいのですが、上の写真で彼女に体が右に傾いていたので、ベースラインを整えています。
このままでもいい感じはするのですが。何かものたらなくて、トリミングで、彼女に顔にグッと近づいてみました。


⭐️「ベースラインを整える」とは、
写真の中にある水平垂直のラインを水平又は、垂直にする事です。
この写真の場合は、彼女の体のラインを垂直にすることです。
彼女の身体のラインを垂直にすることで、なんとなくシャッキっとした写真に仕上がります。



▼ 下の写真を見てください。

いかがですか?
彼女自身というか、何かがはっきりした感じがしませんか?

レタッチは、帽子で隠れている彼女の顔を明るくするために、露光をかなり上げて、その分コントラストを上げて、次に、ハイライトと白レベルを下げています。
最後に、自然な彩度をあげてバックの緑を綺麗な緑にしています。



私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

* Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。

*トリミングでお悩みの方、ぜひ参考に合わせてお読みください。
KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年4月 足もと」は、こちらから

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「組写真・トリミング・考え方 2013年5月 若者 」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年7月 通りすがり 」は、こちらから

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「組写真・トリミング・考え方 2013年9月 白の時 」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年11月 いちょうの葉 」は、こちらから




次に、一番上の写真を説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。

空に向かっている、チューリップの花です。
いろいろなチューリップを撮影してきましたが、何か普通なので思い切ってローアングルで撮影してみました。
すると、バックの木々の光が丸ボケになっていて、華やかな中にも、何かを秘めているチューリップを写真に収めることができました。
このチューリップの写真は、真ん中の写真の彼女の心の内をっ表現していると思い、この写真で君写真を組もうと思いました。

時には、いつもと違うアングルに挑戦してみてはいかがですか?



今回はここまで。

次回は、チューリップの写真のレタッチと、一番下の写真、そして、組写真全体の「ものがたり」ついて説明していきます。


続きの、2017年 5月 編 [ 2 ]「思うこと」の説明は
KUMISHASHIN
 「組写真 作り方 考え方 2017年 5月編[ 2 ] 思うこと」は、こちらから





KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

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