Postcard ポエム「つれてってを」2019年 4月

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京都京北の南の空
突然あらわれた「ひよどり」の群れ
ヒューン ヒューン と上下しながら飛ぶ
見上げると魚が飛んでるみたい

どうしても どうしても と思っている時
心のすき間に違う色が 入り込む

憧れる心に誘われて
あの空を 一心に飛びたいと
とてつもない思いが こみ上げてくる

一緒に つれてって!

音のない ヒューン ヒューンが聞こえた


2019年4月 Postcard ポエム
「つれてってを」

飛んでいるとき、お隣の鳥とどんな会話をしているのだろう?
お隣の鳥とぶつからないのだろうか?
などなど・・・

ヒヨドリには、留鳥と渡り鳥があり、群れを作り身を守り、ほぼ一直線に飛んでいく。

この写真は、京都京北町で雪景色を撮影している時に、突然現れ、空を横切り飛んでいった鳥たちの群れです。
本当に、突然で、シャッターを2回しか押せていません。
それから、しばらく立ち尽くして、戻ってくるかと待ち続けましたが、戻ってはきませんでした。

撮影当初は、あまり気にかけていませんでしたが、Lightroomの写真をスクロールして見ているたびに、なぜか目に止まる、鳥が飛んでいる写真でした。あまりにも気にかかるので、この鳥が飛んでいる写真を、トリミングして、レタッチをして、プリントしてみました。

すると、心をざわつかせる写真である事に気がつきました。

私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

* Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。




最初は、「渡る空」、「群れをなす」「群れ飛ぶ」などのタイトルを考えていたのですが、この写真を目の前に立てかけて、ポエム を考えているうちに、本当に、いっしょに飛んで行きたいと思い始めてしまって、「つれてってを」というタイトルになりました。


この頃、生きるのがちょっと辛いことがあったので、きっと、今いる場所から逃れたいと思う気持ちが強かったのだと思います。

群れなす中で、埋没しない自分で生きて行くのは、
とても大変な事であり、
そして、
とても孤独なことでもある。

辛い中、群れなす中で、自分を見つめ直してみた。


孤独の中で、強くあり続けるには?

人に好かれようと思わないこと。

他の人の機嫌をやたらとらないこと。

そして、

一番大切なことは、

自分を信じること。

大丈夫だと。



結果を考えないで、今を生きるには?

周りの人と戦うのではなく、自分自身と戦うこと。

自分の生きる中心軸を大切にすること。

そして、

したたかに、

生きていく、

生きぬいていく。


生きていくうえでの、基本のような大切なものを学んだ。



大空を渡って行けたら、
大空を渡る思いは、どこにあるのだろうか?

生まれつき持っているものに、
突き動かされて渡っていくのだろうか・・・。

大空に、憧れる気持ち、
大空を両手を広げて、全身に風を受けて飛びたい。

そう思うのは、
自身が生きていく上で、
生きやすい場所を探している思いなのかもしれない。


あなたも、空を飛べたらいいと思いませんか?

あなたは、空を飛べたら、どこへ飛んで行きたいですか?




前回の、Postcard ポエム 2019年 3月「あしたの時間」の説明は、
Postcard Poem 「2019年 3月 あしたの時間」は、こちらから

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