65歳からの写真の練習 12「 猫の映える写真の撮り方」

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猫の写真を撮るには
猫と仲良しになるのがいちばんの近道


猫の視線を感じてふり向くと、
垣根の下から鋭い目でこちらを見つめる、のら猫に出会った。

いい目つきだと思いませんか?





「65際からの写真の練習」では、テーマが伝わる写真を目指してきました。
テーマとは、あなたの写真を見てくれている人たちに、写真で伝えたいことです。



テーマを考える参考に、ぜひお読みください。
SHASHIN・65
 「65歳からの写真の練習 5 写真のテーマを考える」は、こちらから




ここからの、
「65歳からの写真の練習」では、身近なところのモチーフを紹介していきます。

これから紹介するモチーフは、
あなたが「いいな」と思ったことを、発見し、見つけだす助けになると思います。




前回は「花」についてでした。
SHASHIN・65
 「65歳からの写真の練習 11 花の映えする写真を撮る!」は、こちらから



今回は「猫」について説明していきます。



出会った猫と仲良しになるには

猫には守備範囲があります。
猫がここまでは大丈夫と思う範囲です。
まずは、
猫の守備範囲を決して超えないことです。

そして、
猫に出会ったら、しゃがみましょう。
高いところからだと猫が警戒します。

次に、
猫と目があったらゆっくりと目を閉じましょう。
次に目を開けて、もう一度ゆっくりと目を閉じましょう。

この二回、ゆっくりと目を閉じたことによって
あなたが猫に対して
「敵意はないですよ」
と伝えたことになります。


あなたを嫌だと思った猫は、距離を保つために少し離れます。
大丈夫な猫は、そのままそこにいてくれます。



ここからです。

周りを観察して、
どの角度からの撮影がいいか・・・
猫の姿、様子をどのように撮影すれば・・・・
バックに余計なものが映り込まないように撮影するには・・・

しっかり、猫とその周りを観察しましょう。




バックを考えるときの参考にぜひお読みください。
SHASHIN・65
「65歳からの写真の練習 6 写真に関係ないものは入れない」は、こちらから






あなたは、
猫のどこに心がひかれましたか?
あなたならではの視点を見つけよう。

猫を撮影するには、まず猫と仲良しになることです。
そのためには、猫のことをよく理解し観察することです。

猫のことがわかれば撮影するチャンスも増えるし、おもしろい目のつけ所が見えてきます。

猫は可愛いだけではなく、野生っぽさも残っていて、人の思う通りにはいきません。
しかしながら、またそこが魅力でもあります。

特にのら猫は、
飼い猫に比べて、のら猫特有の生き物としての厳しさやたくましさが感じられます。
のら猫の特性にも気にかけて、あなたが写真で伝えたいことを、テーマを考えて表現してみましょう。



猫から感じたことをテーマにしましょう

猫を撮影する前に、しっかり猫を観察してみましょう。

ただ漠然と、「カワイイ!」と思うのではなく、
どこが「かわいい!」のか、
どこに注目して撮影すればおもしろいのかを
考えてシャッターを押しましょう。


それには、
あなたの中で、思いを言葉にしてみるのもいいですね。

例えば、
「耳に毛が生えているのがかわいい」
「髭がカッコイイ!」
「目が、鋭い!」
などなど・・・

表情や、仕草を観察してシャッターチャンスを狙いましょう。



テーマを考える参考に、ぜひお読みください。
SHASHIN・65
 「65歳からの写真の練習 5 写真のテーマを考える」は、こちらから





ここからは、例をあげて説明していきます。



・表情


のら猫「シロ」が、春の香りを「クンクン」



のら猫「ムーン」の大きなあくび



・仕草


こんころりん



・佇まい


ベンチの上で、しっぽパタパタ
何が見えているのかな?



私のお参りが終わるのを、
ここでじっと待っていてくれました。



・ひげ


桃色の口と鼻がかわいくて
そして、
ひげがカッコいい!



・歩く


私をじっと見て、歩いてきてくれた。



・シンクロ


音のする方に一緒に頭を向けた。

猫のフォルムを生かした撮影

猫は、そのフォルムにも魅力があります。
からだ全体もいい感じだし、耳、ひげ、足、しっぽ、なども絵になります。

猫のかたちを表現するために、影で捉えるのも一つの方法です。


・シルエット


私は、猫のしっぽが大好きです。
しっぽの影を追いかけました。


かたちを強調するには、
撮影する時に、
余計なものがシルエットと重ならないように
注意しましょう。



参考にぜひお読みください。
SHASHIN・65
「65歳からの写真の練習 6 関係ないものは写真に入れない」は、こちらから


・真上から


一段上から撮影しました。
顔の向きと、しっぽの曲がり具合がいいと思いませんか?



・後ろのスペース


のら猫のいる所から後ろに広いスペースを作ることによって、
のら猫が生きてきた歴史を感じることができると思いませんか?



余白や空間から、
猫の気持ちが伝わるような写真の構図を作ってみましょう。






生き物の写真は、必ず目にピントを

動物の写真の「いろは」の「い」は、
「必ず目にピントを合わせる」ということです。

目にピントの合っていない写真は、
表情が弱く、生命力が感じられない写真になってしまします。

目にピントが合っているだけで、ステキな写真になります。
人物を撮影するときも同じことです。




猫の目にピントを合わせて、
ライブビューで撮影しています。


・ライブビューで撮影する時、
私はカメラを自分の靴の上で固定するようにしています。
シャッタースピードがかなり遅いので手ブレを防ぐためです。



・キャッチライトとは、
目の中に写っている白い光のことです。
白い光を目に入れると、生き生きとした表情になります。


目にキャッチライトを入れる簡単な方法として、
あなた自身が撮影に行く時に
白い服を着ることも一つの対策です。
このことによって、
特に何もしなくても自然に目にキャッチライトが入ります。

ちなみに、
水族館に撮影に行くときは、黒い服を着ていきましょう。
写り込みを防ぐことができます。





最後に猫の撮影についてまとめてみました。



・まとめ

1 猫と仲良しになる。

2 猫から感じたことを掘り下げて言葉にする。

3 あなたが伝えたい猫のテーマが決まる。

3 あなたが伝えたいテーマを表現するための、
猫の着眼点を見つける。

4 猫のフォルムを生かした撮影をしよう。

5 生き物の写真は、必ず目にピントを合わせる。


いかがでしたか?

あなたが、猫を撮影する時の参考になれば幸いです。




前回の「花」の説明は、
SHASHIN・65
「65歳からの写真の練習 11 花の映えする写真を撮る」は、こちらから


これまでの
65歳からの写真の練習 あわせてお読みください。

5 「写真のテーマを考える」は、こちらから

6 「写真に関係ないものは入れない」は、こちらから

7 「ベースラインを整える」は、こちらから

8 「写真に表情をプラスする」は、こちらから

9 「伝わる写真を目指す」は、こちらから



Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

SHASHIN・65 「65歳からの写真の練習」は、こちらから

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