組写真・作り方・考え方 2017年 2月編 [ 1 ]「 音 を」

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3枚の写真で組写真を作り
「ものがたり」を表現していく

▼ 下の組写真が、2017年2月に展示した「 音 を」です。

音を

堀川戎で撮らせて頂きました
今年 初めてシャッター切った 神楽鈴
神と人とをつなぎ 場を清め 神を招く

あの鈴の音( ね )はいいですね
何か 日本人の心の奥に響き
神さまの気に 包まれるように思えます

神の「おとずれ」とは「音連れ」だそうです
それとはなしに「音連れ」により 立ち現れる

昔の人々は 生活の中の あちら こちらに
神のおとずれを感じ
共に生きて来たのではないでしょうか

私も 心静かに 耳を澄まして
神さまのおとずれを 感じたいと思いました







まず、真ん中の写真から説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。

この写真は、堀川戎で長年ササを売られている方です。声をかけさせていただいて撮らせていただきました。
いいお顔されていますよね!
チベットの僧侶のような雰囲気を漂わせていませんか?
このチベットの僧侶のような方の写真で組写真を組みたいと思いました。





▼ 下の写真が実際に撮影した写真です。

このままでは主題のはっきりしないただのスナップ写真です。
だから、トリミングで、右端に他の人が映り込んでいるのでその人をカットして、おじいさんの身体が向かって左に少し傾げているので、写真の中心より左に顔を持っていき、頭の上を少しカットして組写真の写真に仕上げていきました。
私の撮影する写真は、上の写真のようにスナップ写真がほとんどです。




⭐️ ここでちょっと

私は撮影の際、いつもセンターピントで撮影します。スナップ写真が多いせいでもあるのですが、
シャッターチャンスを逃さないためです。
「あっ!」と思った時に、逃さず、迷わず、シャッターを押すためです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。

*スナップ写真の撮影の仕方の参考に、ぜひ、合わせてお読みください。 
Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

HAERUSHASHIN
映える写真を撮影! 3「スナップ写真の撮影について 1 」は、こちらから

HAERUSHASHIN
映える写真を撮影! 4「スナップ写真の撮影について 2 」は、こちらから


私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

* Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。





*トリミングでお悩みの方、ぜひ参考に合わせてお読みください。
KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年4月 足もと」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年5月 若者 」は、こちらから

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「組写真・トリミング・考え方 2013年7月 通りすがり 」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年9月 白の時 」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年11月 いちょうの葉 」は、こちらから



戻ります

このようにして、トリミングにより主題のはっきりした写真を作っていきます。

レタッチは、日が当たっているので、ハイライトをかなり下げて、彩度も少し下げています。


堀川戎は、もう4年ほど通っています。堀川戎の写真で組写真を組んでみたいとずっと思っていました。
このおじさんの写真を撮影することができて組写真を組むことができると思いました。やはり中心となる写真が大切なのだとつくづく思いました。
このおじいさんの写真に合う「遠い写真」と「近い写真」を考えました。




次に、一番上の写真を説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。

神楽鈴です。
西の傾いた日差しを浴びて美しく輝いていました。
この神楽鈴は、神さまと人とをつないでその場を清めて、神さまを招いてくれると言われています。
ちょっと縁起のいい感じがしませんか?

この写真は、「近い写真」です。

この続きは次回に、
一番上の写真のトリミングと、一番下の写真のレタッチと写真のベースラインを説明していきます。





この続きの、組写真2017年 2月編[ 2 ]「音を」の説明は、
KUMISHASHIN
組写真・作り方・考え方 2017年 2月編 [ 2 ]「 音を 」は、こちらから




Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

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