イメージ写真からの
はがきサイズのポエム
高知城の野面積( のずらずみ )
雨の多い高知 排水性の良いこの石積みになった
自然の石の形を生かし そのまま使う
在るべき所に 合う石を使い
在るべき場所に その石は在りつづける
人はそれぞれ 良いところを持っている
それを 生きる術( すべ )として使い
日々を送ることができれば
それは どんなに仕合わせなことか
いったい 私は どんな所で
生きていたいのだろう
やっぱり 私は 野面積が好きだ
写真からのポエム 2020年 11月
「 生きる術 」
野面積( のずらずみ ) は、
戦国時代から、
排水性がよく
大雨が降っても石垣が崩れないので
お城の石垣に使われるようになりました。
野面積( のずらずみ ) は、
石を積んで行く時に
石そのものの形を生かして積み上げていく、
あるべき所にあるべき石を積み上げていく、
このことを、
「石の声を聞く」と言われています。
あるべき所に石を持っていくと、
「コトン」
と、音が聞こえるそうです。
人はそれぞれに、
優れたところを持っています。
あなたならではの
得意なところ
優れたところ
そんなあなたの
優れたところを
得意なところを
生きる術として生きていくことができれば
どんなに仕合わせなことであろうか・・・
野面積が、
大雨が降っても石垣が崩れないように、
あなたに
どんな困難な出来事が起こってきても
凌いで生きていけるのではないでしょうか・・・
あなたが好きなことを
大切にして
あなたの人生の
生きる術にして
暮らしていきましょう。
ここからは
写真の説明をしていきます
高知城の石垣
野面積の見事さにシャッターを押しました。
▲
実際に撮影した写真です。
私は石が好きで、ついつい石を見るとシャッターを切ってしまします。
石が動くことができずに、そこにあり続けている姿に何かを感じてしまうのです。
上の野面積の写真そのままではテーマが伝わらないのでトリミングをしました。
▲
トリミングで、右上の石落とし、余計なものを取り除きました。
いかがですか?
テーマに関係ないものを写真の中から切り取りました。
写真の中にテーマに関係ないものは入れないほうがいいのですが、
撮影の時に気づくことは、なかなか難しいです。
そんな時は、大丈夫です。
ちゃんとトリミングで切り取ればいいのです。
写真を作っていく時の参考にぜひお読みください。
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6 「 写真に関係ないものは入れない」は、こちらから
今から思うと
ポストカードの野面積の写真から右上の石落としを取り除いたほうがいい気がして
トリミングをし直してみました。
▲
いかがですか?
トリミングとレタッチで
あなたの思うテーマの伝わる写真を作っていきましょう。
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