この葉は 桐の葉です
清流沿いの砂地で 川のせせらぎを
聞きながら ゆっくり育った桐の木
音色を豊かにする効果があるらしく
お琴の材料として 使われるそうです
あまりにも大きな桐の葉を ふりあおぎ
思いは 童話の中のカエルに
傘のように持ち 雨粒の音色を楽しんでいる
カエルの笑顔が 浮かんでくる
きっと お琴の音色に似ているのでは
2018年10月 Postcard ポエム
「ふりあおぐ」
この葉は、桐の葉です。下から撮影しています。
葉の葉脈が隅々まで行き渡っていてとてもきれいだなぁ・・・と思って、
シャッターを押しました。
この桐の葉に出会った時、あまりにも大きな葉っぱだったので、もう興味津々で、
なんだか童話に出てくるカエルが持ちそうで、
これで雨つぶを受ける・・・
その時、どんな音が聞こえるのだろうか・・・
カエルは、きっと笑っているだろうなぁ・・・
などと思いました。
まるで映画の「となりのトトロ」に出てくるワンシーン
トトロがお父さんの傘を持ち、
雨粒が傘に当たる音にビックリする顔の表情の場面が、
同時に思い浮かんできた。
そう言えば、私は最近、傘にあたる雨の音に耳を傾けていないなぁ。
ふりあおぐ 黒きひとみや しゃぼん玉 日野草城 ( ひのそうじょう )
この俳句を公文の俳句カード「春」で知りました。
とてもこの俳句が好きです。
いつかこの「ふりあおぐ」を、
ポストカードポエム のタイトルに使いたいといつも思っていました。
人は何かを思い考える時、ふと上を見上げる。
以前、Postcardポエム「月のふね」で
人は 胸の思いを空にたずね
人は 心の想いを月に願う
と、書いたことを思い出します。
Postcardポエム「月のふね」は、こちらから
今、生きているその場所を少し上むきにずらして、
責めを感じるところの思いを横すべりさせて、
一人で考える。
その、一人で考えるプロセスがとても大切です。
自分を救えるのは、自分だけだから。
「ふりあおぐ」
顔を上にあげて少し高いところを見る・・・
時には、高いところに視線を移すことも、
生きていくには大切な事なのではないでしょうか?
一度、木々を、空を、ふりあおいで見てはいかがですか?
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