day・day ささやく 2023年 3月

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暮らしの日々から 
気持ちのありかた

*3月 1日
引く。

何事からも逃げずに、
最後までやり抜くことは、
とても大切なことです。

そのうえで、
「引く」と言う潔さも、
心の片隅に持っておきましょう。

引くと言うことは、
時に勇気がいるし、
時にとてもカッコ悪いことです。

けれども、
弱虫と笑われても、
誰かに嫌われても、
引きましょう。

用心深く周りの状況を見極めて、
そっとそっと潔く引くのです。

大丈夫です、
何年か、時が過ぎたとき、
みんなに解ってもらえます。

引いても、大丈夫です。



*3月 3日
ゆっくり。

自分の思うように、
ことがすいすいと進み、
良いことが続いていく。
何もかもがうまくいく。

あまりにうまくいってしまうので内心、
「このままで大丈夫なのか?」
と、不安になる。

そんな時、
わざとペースを落として、
ゆっくり進んでみましょう。

うまくいきすぎてしまうと、
後から大きな落とし穴が、
やってくるものです。

細かいところに気を配り、
ゆっくり、
ゆっくりと
まわりを観察してみましょう。

すると、
ちょっとした変化が、
見えてくるものです。



*3月 5日
ひとりで。

私は今までひとりで、
考えるということをしないで、
生きてきました。

何か困ったことがあると、
誰かに聞いてから・・・
何かを始めようと思うと、
主人に相談してから・・・
子供たちに相談してから・・・
そんなところで生きてきました。

今思うと、
ひとりで考えるということが、
とても大切なことだったと思えてきます。

まずは、
ひとりで考える!

そして、
どこにも寄りかからずに、
どこへでも歩いていける、
そんな自分になっておくこと。

自分で判断して、
自分で決めて、
自分で責任を背負う、
そんな独立した考え方を持っていれば、
素早く行動に移すことができます。

今からでも遅くないです。

ひとりで考える習慣を、
身につけていきましょう。



*3月 7日
心配。

心配することと、悩むことは、
違う。

身体の具合が悪くなってくると、
思いが、
悪い方へ、悪い方へと傾いてしまう。
ついには、
心が過去の悪い出来事に、
引っ張らるようになってしまう。

そして、
あれが、これがと悩み始める。

いろいろなうまくいかないケースを、
想定することも大切ですが、
最低最悪のことばかりを、
繰り返し考えていると、
迷い、臆病になり、
悩み始めるようになってしまい、

そして、
最終的には、
何もできなくなってしまいます。

心配はしても良いのですが、
悩み、臆病になることとは、
別のものです。

まずは、
よく食べて、よく寝て、
体調を整えましょう。

そして、
上手くいかなくなった時に、
その時に、
できる最善策を考えるようにしょう。



*3月11日
悟り。

よく悟りをひらくと言う。

むづかしい言葉です。

正岡子規の言葉に、

「余は今まで悟りという事を、
誤解していた。

悟りという事は、
如何なる場合にも、
平気で死ぬ事かと、
思っていたのは間違いで、

悟りという事は、
如何なる場合にも、
平気で生きている事であった」

とある。

過去のことに、引きずられることなく、
今この時を、
ひたすら平気で生きていく。

そうありたいものです。



*3月13日
笑顔。

いつも笑顔であること。

簡単なようで、
むづかしいです。

ついつい、
今の自分の気持ちを、
顔にあらわしてしまう。

つらい時は、なおさらです。

修行が足りない?

ポーカーフェイスがいい?

いやいや 、
やっぱり、
引きつっていても笑顔でしょう・・・

笑顔は、幸運を運んできてくれます。

鏡を見ながら、
笑顔の練習をしましょう。



*3月15日
日傘。

今日、散歩に出かける時に、
今年初めて日傘を持って出かけました。
正解でした。

この日傘は、
母が入っていた施設に通っている時に、
いつもさしていた日傘です。

施設というのは、
たいがい駅から遠くて、
いつも20分ぐらい歩いて通っていました。

この紺色の日傘には、
白い小さなカモメが飛んでいます。

母との思い出と、
春の日差しの中を、
すこし汗ばみながら歩いてきました。

本当に、
今日は、日傘を持って出かけてよかった。



*3月17日
桜草。

散歩をしていると、
あちらこちらに春を見つける。

桜草もそのひとつ。

頭に、俳句が浮かんでくる。

「咲き満ちて 庭盛り上がる 桜草」
山口 青邨(やまぐち せいそん)

この俳句と出会ったのは、
息子たちが公文に行っていた頃です。

ちょうど公文の行き帰りの通り道に、
毎年春になると、
桜草をいっぱい咲かせている、
お家がありました。

桜草のお家の前を通るたびに、
息子たちと口ずさみました。

「咲き満ちて 庭盛り上がる 桜草」

桜草は、
息子たちの笑顔と声を、
私の心に運んできます。



*3月21日
思いすぎる。

あまりにも思いが強すぎてくると、
思いの中に余計なものが入ってくる。

ただ単に一つのことを、
思い考えていればいいのですが、
考えすぎてしまうと、
邪念が湧いてくる。

邪念と気づけばいいのですが、
気づくことなく、
その思いを正当化してしまう、
思いも浮き上がってくる。

思いすぎてしまうと、
思いが濁ってしまう。

さぁ、
シンプルに、思おう。

思いはじめを、
思いおこして、

思いの濁りを取り除こう!



*3月23日
勝った、負けた。

いろんな事にくっついてくる言葉、
勝った、負けた。

ライバルと競い合うことも、
高め合うことも大切ですが、

勝った、負けたで、
よけいなエネルギーを使ってしまいます。

それよりも、
自分の本当にやりたいことは?
本当になりたい自分は?

ライバルは、自分!

自分が目指す、
自分の場所に、
ひとりで歩いていく。

たとえ、足を引きずっていようとも・・・
たとえ、道に迷っても・・・

勝った、負けたとは無縁の、
道なき道を歩いていくと、
自分が目指している場所に、
たどり着くことができます。

ライバルは、自分!

日々、自分と戦いましょう!



*3月25日
自分と戦う。

日々、自分と戦っている人は、
周りの人と戦うことが少ないです。

自分と戦っているから、
周りのことを、
気にしている場合じゃないのです。

今の自分より、一段上の自分を目指す。

これは、なかなか難しい。

しかし、
ほんとうのところで生きる生き方が、
本筋だと思う。

ほんとうのところで生きていくために、
自分と戦う。

とても、きついことですが、

日々、自分と戦うことを大切にして、
ほんとうのところを、
生きていきたいものです。

今日の自分より、一段上の自分を目指して!



*3月27日
わかる、感じる。

「わかる」とは、
頭で理解すること。

「感じる」とは、
心で受けてめること。

大切なことは、
わかることと、感じることのバランスです。

相手に話をする時に、
「わかる」という部分だけで話をするのではなく、
「感じる」という部分にうったえかけるように、
話をしていきましょう。

すると、うまく思いが伝わりますよ!




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