Postcard ポエム「 フラミンゴ色の 」 2021年 3月
大阪城公園の東外堀の水面( みなも )に揺れながら浮かぶ クリスタルタワー ふと 時が止まり心の窓から あやしげな美しさを秘めたフラミンゴ色の妖精が顔をだす 妖精と一緒に夕空を 髪に風を感じながら自由に空を泳ぐ イルカの[…]
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大阪城公園の東外堀の水面( みなも )に揺れながら浮かぶ クリスタルタワー ふと 時が止まり心の窓から あやしげな美しさを秘めたフラミンゴ色の妖精が顔をだす 妖精と一緒に夕空を 髪に風を感じながら自由に空を泳ぐ イルカの[…]
続きを読むきのう 思いつめていた心が 夢の街角で 耳をすまし 言葉をさがしていた 目覚ましが 夢の街角でなり 光を 揺り動かし 朝がやって来た すずめの鳴き声とともに 朝の光は さがしていた言葉をつぶやいた しかし あっという間に[…]
続きを読むあなたに 会いたい 時間と時間の狭間で あなたを思う 声が聞きたいと 話がしたいと しかし いざ 会えたら 何から話そうか 考えてしまう でも あなたに 会いたい あなたの 青い影の中で生きている いつになれば 青い影[…]
続きを読む風よ いいぐあいに 吹いてくれ 嵐にならないくらいに 吹いてくれ 心の空気が 入れ変わるくらいに 吹いてくれ 生きる喜びが 感じられるくらいに 吹いてくれ 風が吹く 風が吹く 大切なものが 本当のものが […]
続きを読む高知の桂浜からの太平洋鳥を追いかけ撮らせて頂いたワンショット どこまでも 届く陽の光どこまでも どこまでも広がる海 雲間からふりそそぐ 陽の光目には見えないが胸の奥に届くものがある 月あかりの中 星明かりの中遥か彼方に待[…]
続きを読む1925年に建てられた船場ビルディング細長いパティオ風の中庭がある たくさんの「ものがたり」を語ってくれる格子ある ガラス窓に心ひかれる 空気をちょっと分けるガラス窓時々 鏡になるガラス窓 明かりの灯る中別に なぐさめて[…]
続きを読む家の窓から見える真っすぐではなく 少しかしげて間の抜けた夕空に立つ 2本のアンテナ 人の想いの傾きかげんに 似ている 人は 互いのつながりの中呼吸をし 生きているその ありふれた 生活の大切さ 人と人との間柄人と社会との[…]
続きを読むいつもとは 違う場所から 花をながめてみる 真よこから 透かしてみる 今日まで 生きてきた 心の中に 地層のスジが いくつも積み重なって 見える 走馬灯のように ぐるぐると 浮かんでは消え 消えては浮かんでくる そして […]
続きを読む西に傾く太陽の残り火を受けて 銀河色に輝く水面 ( みなも ) ヌートリアの 夕食の時間だ 潜っては浮かび上がり 浮かび上がっては潜ることを繰り返している 楽しそうだ それに応えるかのように、水面 ( みなも )に銀河色[…]
続きを読む一人旅 一人で旅をすることは 一人で生きることと 似ている 遠くに旅をするのなら 仲間と一緒に 近くに旅をするのなら 一人で 思いは言葉でしか伝えられない しかし いっぱいの言葉でも 思いが伝わらない事がある そんな時は[…]
続きを読むお祭りの衣装に身を包み満面の笑顔で迎えてくれた 右手に釣り竿 左脇に鯛を抱えるとそのまま 恵比寿様 笑顔の空気が煌き始める煌く時を運んで来る 心の外には ふんわり広く心の内には 素直に深く この煌き色は何処へたどり着くの[…]
続きを読む3年前に大阪城公園で撮影しましたこの頃 どんな写真を撮ればいいのかわからなくなっていました 組める写真はどんなんだろう説明ぽくなってもいけないしイメージぽくなってもいけないしそんな気持ちの中 ふと空を見上げ撮影した秋空で[…]
続きを読む奈良の木津川の近く 赤米の水田は少し西に傾いた太陽に照らされまるで ルビーのように輝いていました もともと赤米は野生のイネで 背が高く籾には 一粒一粒に針のような芒(のぎ)を持ち落ちても イノシシなどに食べられるのを防い[…]
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