組写真・作り方・考え方 2016年 2月編 [ 1 ]「言葉なき思い」| Albatrossの空の花

3枚の写真で、組写真を組み
「ものがたり」を表現していく

▼ 下の組写真が、2016年2月に展示した組写真「言葉なき思い」です。

言葉なき思い

大阪城の玉造口に住んでいる
のら猫の「しろ」です
一昨年の春から彼を撮っています
不思議な事に　彼の写真を撮っている時
いつも　撮らせてもらっている気がします

スタスタと歩きながら振り向く　ポーズを取る
私が　シャッターを切ると「ちゃんと撮ったか？」と
言うような顔をする

人への思いは　言葉にしないと　相手に
伝わらないと　よく言われる
時には　言葉のない思いを　無言の中に
探してみるのも　いいのではないでしょうか

それでも　思わず「君　お話できたらいいのにね」と

「ありがとう　帰るね　また来るから」と
声をかけて　家路につく

まず、真ん中の写真から説明していきます。
▼ 下の写真を見てください。　

大阪城公園の玉造口にある「桜園」に住んでいる、のら猫の「シロ」です。
この写真を撮るだいぶ前から写真を撮らせてもらっていた。

この日は、得意げにしっぽを振りながら現れ、あっちへ行き、こっちへ行きして、木漏れ日の中を私の所にまっすぐにやって来た。
その間、6回シャッターを切っている、その内の一枚です。( 私は連写はしないタイプです )

カメラ目線が、とってもいいと思いませんか？

そして、ブルーの瞳のシロが大好きです。

このシロの写真を中心に組写真を組んで行こうと思いました。

▼ 下の写真が、実際に撮影した写真です。

横位置で撮影しています。
組写真を組む時に主人公のシロの姿を大きく見せた思いました。だから、縦位置で、そして、正面から見て右足を曲げているので、センターよりもちょっと左に寄せてトリミングをしました。

それによって、右側の抜け感ができて、写真に奥行きが出ていると思います。
願わくば、撮影時にもう少しローアングルでシャッターを切りたかったです。
その方が、主人公のシロにもっと迫力が出たと思います。

私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

＊ Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」はこちらです。

＊トリミングでお悩みの方、ぜひ参考に合わせてお読みください。
KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年4月足もと」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年5月若者」は、こちらから

レタッチは、露光をかなり上げて、その分コントラストとシャドーをちょっと上げています。

猫にカメラを向けていると、いつも、思うのですが、
写真を撮っているというよりも、写真を撮らせてもらっていると感じるのは、私だけでしょうか？

⭐️ ここでちょっと
私は撮影の際、いつもセンターピントで撮影します。スナップ写真が多いせいでもあるのですが、
シャッターチャンスを逃さないためです。
「あっ！」と思った時に、逃さず、迷わず、シャッターを押すためです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。

＊スナップ写真の撮影の仕方の参考に、ぜひ、合わせてお読みください。　
Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

SHASHIN・65
65歳からの写真の練習　3「スナップ写真 1 」は、こちらから

SHASHIN・65
65歳からの写真の練習　4「スナップ写真 2 」は、こちらから

私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。