写真からのポエム「 出逢いもの」2020年 7月

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イメージ写真からの
はがきサイズのポエム

「 出逢いもの 」

しっぽの先に 緊張と不安気がただよう猫

大阪 夕陽ヶ丘の口縄坂( くちなわざか )
作家 織田作之助の愛したこの坂の階段に
夕方になると あちこちから 猫が姿を現す

西に傾いた 陽差しの中で 
この猫の所だけ 光がそそがれていた
夕陽時間の めぐり逢い

日本料理に「出会いもの」と言う言葉がある

この写真も 一瞬の 猫と私の「出逢いもの」

また いい出逢いに 巡り逢えますように





写真からのポエム 2020年 7月
「 出逢いもの」

この写真は、大阪市天王寺区の西部にある七つの坂の一つ、口縄坂(くちなわざか ) での夕方4時半ごろ。
のら猫がどこからともなく現れて来て、坂の石段に思い思いに座っていました。
ちょっと離れたところからの撮影です。


この頃、
日本料理で、旬の食材や、海・山・里で取れる食材を複数組み合わせて、お互いの味をより一層に引き立て合うようにした料理で、例えば「筍と若布」「鱧と松茸」などが「出会いもの」と言われることを知り、この猫の写真の撮影も同じ「出逢い」なのだと思って、ポストカードポエム のタイトルにすることを思いつきました。


右側にある大きな木の間からこぼれる光のところに、
たまたま猫がいてくれて、猫と目と目があったと言う感じです。


これこそ、日本料理で言う「出会いもの」と同じ、
写真の「出逢いもの」だと思いませんか?



私は、
写真の撮影は、本当に出逢いものだと思っています。

その日の
その時間の
その場所に
猫がいて
そして
私がいる


あなたも、いい出逢いにめぐり逢えますように・・・



ここからは
写真の説明をしていきます





▼ 下の写真を見てください。
実際に撮影した写真です。

ちょっと暗くて、向かって右側の階段の黒いところが気になりませんか?

トリミングで、手前の石段と右横のスペースをカットしました。

レタッチは、露光を上げて、その分コントラストを上げています。
最後に、猫に当たっている光を強調したくて、白レベルを上げました。




▼ 下の写真を見てください。

トリミングとレタッチをした後の写真です。
いかがですか。




私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

Many・Thanks
「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。


*トリミングでお悩みの方、ぜひ参考に合わせて、お読みください。
KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年4月 足もと」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・トリミング・考え方 2013年5月 若者 」は、こちらから





写真からのポエム を作っているときは気づかなかったのですが、
今、見ると石段が斜めになっているのが気になりましたので、ベースラインを整えてみました。

▼ 下の写真を見てください。
水平を一番手前の石段でベースラインを整えてみました。

▼ 下の写真はベースラインを整える前の写真です。


上の二枚の写真を見比べてみてください。
いかがですか?
上の写真は、水平を取ることによって安定感のあるシャキッとした写真になりました。



⭐️ ここでちょっと

ベースラインを整えるとは、
頑丈な家を建てるには、しっかりした骨組みが必要です。写真にも骨組みがあります。
それが、ベースラインです。
ベースラインは写真の中にある「もっとも強い線」のことです。
ベースラインの水平垂直を整えると写真に安定感が出て見栄えが良くなります。

トリミングをする際には、水平垂直に気を配りましょう。



ベースラインを整える詳しい説明は
HAERUSHASHIN
映える写真を撮影! 7
 「 写真のベースラインを整える事は 」は、こちらから




Many・Thanks
「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

KUMISHASHIN
「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

HAERUSHASHIN
「映える写真を撮影!」は、こちらから

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「写真からのポエム」は、こちらから

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「ポエムに」は、こちらから

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「品田穣の鳥島紀行」56年前のアホウドリとの出会い は、こちらから

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