day・day ささやく 2022年 2月

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暮らしの日々から

*2月1日
ひとり。

人は誰でも、
ひとりでは生きていく事ができない。
人とつながり、
家族とのつながり、
社会との関わり持ちながら生きていく。

しかし、
ひとりとは、
孤独とは、
人生にとって、
自身にとって
なくてはならないものである。

誰もが、時にはひとりになって、
自身をよく見つめる時間が必要です。

母親であること、妻であることを、
親であっても子どもであっても、
また、社会の肩書もチョット置いておいて、

ひとりの人としての
自身をよく見つめる
ひとりっきりになる時間を
持つことが大切です。



*2月2日
挨拶。

登山中、
山道をすれ違った人と挨拶をする。
見ず知らずの人とです。
山には、人との触れ合いがある。
ごくごく自然で気持ちがいいですね。

都会で暮らしていると、
見ず知らずの人と挨拶をする事は
ほとんどない。

だからこそ、
エレベーターに乗り込む時、中にいる人に
電車のシートに座る時、お隣の人に、
チョット会釈をする。
それだけで、思いが変わる。

コロナが猛威をふるっている中だからこそ、
他人同士が
やさしい思いを持つ事が
大切なのではないでしょうか。



*2月4日
こうありたい。

日頃から、
自身についての思いを、
その思いを叶える手段を、
頭の片隅で考えていましょう。

そうあるにはどうすれば良いのか?
そのためにも、
日頃から、
心のアンテナを張っておきましょう。

新しい自身を作っていくには、
新しいチャレンジは、自身で決断する。

「こうありたい」と、
その思いを叶える出来事にであうと、
迷わず、ロックオン、です。



*2月5日
冬空。

冬の南の空に登ってくるオリオン座。

子どもたちと一緒に見た時、指差して、
「あれが、オリオン座だよ!そして、あの青白く光っている星が、シリウスで、赤い星とシリウスと向こうの星とを結んだ三角形を「冬の大三角形」というんだよ!」と、

私が知っている、
そして、
見つけられる唯一の星座です。

オリオン座を見つけて、
青白く輝く、「シリウス」をいつも探す。

というのは、
スタジオジプリの「風の谷のナウシカ」で
城オジのミトとガンシップで一緒に飛行中、
「シリウスに向かって飛べ!」
とナウシカが叫ぶシーンがある。
いつも、この台詞が思い出されるからです。


昨日、夜10時ごろベランダに出て、久しぶりに探した。

あった。

オリオン座、
そして、シリウス、
そして、冬の大三角形。

今を離れて、
ちょっと小さな記憶の旅。

ちょっと心が、やすらぎました。



*2月6日
ワクチン接種。

コロナのワクチン接種3回目、
行ってきました。

2回目よりは楽でしたが、39度の熱が出ました。

わかり切ったように、ワクチン接種をして、
きまり切ったように、熱を出し、
きまり切ったかように、解熱剤を飲み、
その場をしのいでいく。

65歳を過ぎている私は、当然のこと・・・
息子たちに心配をかけないためでもある。
ここから先を、生きていきやすくするためである。

しかし、
どこか、なぜか、
おかしい気がして仕方がない・・・

うん〜〜
わからないが、
どこかが違っているようにも思える。

でも、
今を生きる私には、
都会に暮らす私には、
ワクチン接種は、大切なことだと。

ただ、
どうしてワクチンを摂取しなければならな
状態になってしまったのか?

地球に住む人間として、
何を考えなければならないのではないかと。



*2月9日
天気アプリ。

朝一番にカーテンを開けて、
そして、
スマホの「お天気アプリ」をチェック。

昨晩、
寝る前にチェックした時と変わっていないか?

そこから、
出かける時の服装や
洗濯物を、外に干す事ができるかなど、

今日1日の動き方がきまります。



*2月10日
メジロ。

ベランダの外の芝生に植えてある
山茶花(さざんか)の花が、いま真っ盛り。

そこに、お客さんがやってきて、
チィッー、チィッー、と鳴いている。

体が緑なので
山茶花(さざんか)の葉に同化してしまい
見つけにくいが、
木の枝が揺れているので気づく。

山茶花(さざんか)の、
枝から枝へ、花から花へと、
チョン、チョンとわたり、
花の蜜をついばんでいる。

メジロです。
目のまわりが白いので、
メジロだとすぐにわかる。

一羽、だけではなくて、むれて飛ぶ。

見ているだけで、ひととき、時を忘れて、心なごむ。

めじろは、春を告げる鳥らしい。

可愛いメジロを目で追いながら、
早く、暖かくなって欲しいと願う私です。



*2月11日
キャッチボール。

暮らしの日々に疲れてくる

心の渇きを 潤すために

深呼吸をする

深く吸っているのに
息苦しい

自然が恋しくなり

ちょっと エスケープ

自然とキャッチボールをしに行こう

人は 自然から元気をいただく

すると

心に、エネルギーが湧いてくる

しかし

私は 自然に何をお返しているのだろう?



*2月12日
できない。

この言葉を口にするのはとてもたやすい事で、
その言葉を口にしたその途端、
思考が停止してしまう。

そうではなくて、

どこを考え直せばできるのか?
どこを、どうしたら可能性が出てくるのか?
いつならできるのか?

を、一度、考えてみよう。
そして、
考えついた言葉を口にする。

「できない」は、言わないようにしよう。



*2月14日
バレンタインチョコ。

主人がバレンタイチョコをいただいてきた。

コアラのマーチ
ハート型のピーナツチョコ、
そして、
ビターチョコ、が
かわいいピンクの袋に入っていて
「ごほうびあげるね」のかわいいシールが貼られていた。

頂いた方は、娘さんと一緒にこられているそうで、

二人で、笑いながらこのチョコをセットしている姿が、
思いだされた。

全部、手作りです。

笑顔と一緒に、チョコをいただきました。



*2月16日
おまけ。

台所の流しの前に貼り付けられている
ゴッホの「夜のカフェテラス」のカードに、
いつも心が助けられてた。

この頃、息子たちが小学生だったので、
公文、プールの送り迎え。
自身も、
公文のアシスタントとして働いていたので、
日々、時間に追われる生活をしていた。

そんな時、台所に立ち、
ゴッホの「夜のカフェテラス」を、
ふと、目にすると、
心が、違う時空へと運ばれていった。

このひとときが、私の心をいつも救ってくれていた。

実はこのカード、
永谷園のお茶漬けのりに入っていたおまけ。
捨てるには、気が引けたので、
何の気なしに、台所の流しの前に貼り付けた。

これが良かった。

日々の生活の中で、
ちょっとした間合いの中の時に、
エネルギーをいただいた、
ゴッホの「夜のカフェテラス」です。



*2月18日
限界。

自身のできる事を知ることは大切ですが、
自身のできる事の限界を作ることとは、
ちょっと違う気がする。

この年になると、
自身が、抱えられること、
体力的なこと、
物理的な時間、
付き合っていける人・・・など、など、

自身と折り合いをつけながら、
セーブする事は大切です。

しかし、

能力の限界を決めてしまうと、
出来ることもできなくなってしまいます。

体力的には、66才を認めても、
能力的には、何でも吸収していく子どもような気持ちで、

心、明るく、

心、軽やかに、

生きていこう!



*2月19日
カーリング。

オリンピックで、
「ロコ・ソラーレ」チームの銀メダル以上が確定した。

ビリヤードが好きな私は、カーリングをよく見る。

氷の癖と、ストーンの癖、を見抜いて、
素晴らしいショットを見せる。

アニメだと、ここで魔球じゃなくて、
ミラクルストーンショットが出てくるのではないか?
などと思ったりして、一人で楽しんでいる。

何故、オリンピックが、見ている人を魅了するのか?

それは、

選手が、自身の限界に挑戦している姿が、
とても美しいからだ。

「〇〇 JAPAN」チームではない、

「ロコ・ソラーレ」チームを応援しよう。



*2月21日
カーリング 「パート2」

カーリングの「ロコ・ソラーレ」の皆さま、
銀メダル、おめでとうございます。

オリンピックのカーリングで、
チームのみんなが、コーチに相談している映像で、気づいたことがある。

コーチが、チームに戦略を提案していたように見えた。
あくまでも、提案された戦略を、選ぶのは、決めるのは、チームのみんな。

その様子を見ていて、我が身を思った。

息子たちに、助言する時に、命令していた気がする。
いや、そもそも、それは、助言ではなかったようにも思える。

決めつけて、言葉を発していた気がする。

つくづく、
怒る事はできるが、教えることが本当に下手な私だと。

そうじゃなかったのだと、気づいた。

ちょっと、遅いかなぁ。



*2月22日
2のつく日。

今日は、2022年2月22日。
ひょっとして、
記念すべき日になるのではないかと、
待ち構えていた。

しかし、何も起こらなかった。

テレビでは、
「ニャン、ニャン、ニャン、」の日と。
猫の日です。

なので、我が家の猫「リン」と一緒に、
ストーブの前でお昼寝。

一緒に、
いるだけで心が癒される。
ありがたいことです。

記念すべき日に、何も起こらなかったことは、
ある意味、ありがたいことです。

感謝、感謝です。



*2月24日
髪を切る。

久しぶりに美容室に行ってきた。
コロナの中、なかなか踏ん切りがつかなくって。

鏡を見るたびに、「山姥がいる!」
と思いながらここ1ヶ月ぐらい過ごしていた。

3回目のワクチン接種も無事終わり、
2週間が過ぎたので、行ってきた。

そこの美容室は、
下の息子の同級生の、
お父さんとお母さんがされている美容室で、
クセのある私の髪を、
とても良く整えていただいています。
もう、30年らいのお付き合いです。

髪が、4センチぐらい短くなった。

「山姥」が、どこかに消えて、
頭に、春がきた。

そして、
心も軽くなった。

春風が恋しい
春よこい、早くこい。



*2月26日
言い訳。

何か問題が起きた時に、
そのことに関して話をしている時、
相手に対して防御の姿勢になり、
頭の中は言い訳ばかりを考えてしまう。

言い訳ばかりを考えていると、
相手に対して質問が出ない。

相手の人を責め返すことで、
頭がいっぱいになっているから。

言い訳に、問題を解決できる力は、無いです。

とにかく起きてきた問題解決に全力を尽くす。
唇をギュッと結んで。

言い訳は、後回し。



*2月28日
さあ 行こう。

春がそこまで来ている

重いコートを脱ぎ捨てて
春風に髪を靡かせて
さあ 行こう

身のうちに
収まりきらない何かが
芽吹いている

春を待ちかねている
新芽のような

春の暖かさの中で
その思いを確かめて

さあ 行こう






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