写真からのポエム「静かな色を」2018年 9月 | photo poem

イメージ写真からの
はがきサイズのポエム

「静かな色を」

大阪城公園の入り口あたりで
夢中で蝶を追いかけている
男の子を追いかけて撮影し
そして　ここに来た

一瞬　時が止まったかのような
水面の静けさに包まれ
シャッターを切った

何かを夢中で追いかけている時には
気づく事のない　静かな色

身体の底の底で感じられる
目には見えない　波がおしよせて来た

写真からのポエム　2018年9月　
「静かな色を」

▼ 下の写真を見てください。

この写真を撮影した頃の私は、母の介護のために施設と自宅を行き来していて、とても、時間に追われて生きていました。
今から思うと、「よくあれだけ動けたなぁ」と・・・思えるくらいです。

そんな時、母の具合が悪くなり、病院に入院することになり、その為に、新しい介護施設を探さないといけなくなり、また、主人の会社の事、主人の体調の事・・・などなど、本当に次から次へと色々な出来事が起こってきて・・・もう本当に・・・大変でした。

そのうちに今度は、私が体調を崩して入院することになり・・・
今思っても、どんな思いの中で生きていたのか・・・と
また、よく生きてきたなぁ・・・とつくずく思います。

そんな大変なときに出会った言葉があります。

「以前と同じでなくていい、新しい自分を作っていく、新しく自分を編み変えていけばいい」

この文字を目にした時、本当にドキッとしました。
付きものが、落ちると言うか・・・

どうしても、以前と同じ所に戻らなければ、以前と同じようにならなければならない・・・　と、
今の状態をついついそんな思いで考えてしまっている自分に気付きました。

特に「編み変えていけばいい」と言うフレーズです。

頭の中に、毛糸の編み物が浮かんできて、「編み変える」　「編み間違えたらほどいて、また、新しく編み直していけばいいんじゃないか？」

どうすればできるのか・・・
どこに、ヒントが隠れているのか？
毎日、考えに、考えていました。

そして、
考え続けていたある日、「漢方薬のような働きをする言葉」という言葉にめぐりあいました。
( 漢方薬は、続けて飲んでいくことで、自身の自然治癒力と相互作用していつの間にか良く成っている )

「大丈夫だから、私には切り抜けられる❗️　新しい私になれる❗️　自信を持って❗️」と

意識して、自分に言い聞かせ続けました。

毎日、毎日、そして、毎日。

意識して思い続ける事で、いつの間にか自分の物になる。

そして、いつの間にか、私の物になる。

でも時が過ぎると、また、以前の私に戻りそうになります。
人ってすぐに忘れてしまうものなのですねぇ。
そんなときは、
また、

「大丈夫だから、私には切り抜けられる❗️　新しい私になれる❗️　自信を持って❗️」と
呪文のように自分に言葉をかけました。

私を救ってくれた「言葉の出逢い」に感謝です。

あなたも、
意識して、変えるべきことを、変えていく勇気を見つけてみてはいかがですか❓
すると、
漢方薬の言葉が効いていくようにように、
いつのまにか、その言葉が、
自分を変えてくれていますよ。

そう、
新しく自分を編み変えることができていますよ❗️

ここからは
写真の説明をしていきます

▲
上の写真を見てください。

この写真は、天地が逆さまです。
お堀の波の立っていない水面に写っている石垣と木々を撮影しました。
しかし、撮影したこのままの写真だと、とても平凡な写真になるので逆にしてみました。

私だけでしょうか？
この写真を見ていると、船酔いのような気持ちになります。
きっと、何かがおかしいと私の三半規管が感じているのでしょう。

そして、その思いが、胸騒ぎのような不安が、胸に広がっていくのです。

胸騒ぎのような目には見えない水の流れが、心の底に流れてくるのでしょう。

▼ 下の写真が、実際に撮影した写真です。

本当に水面が鏡になっていました。

🐱 私の
「写真」
「ポストカードフォトポエム」
「デスクトップフォトポエム」を、
お買い求め頂けるようになりました。
ぜひ、一度みてください。

🐱 詳しくは、こちらから

前回の、
写真からのポエム「とまとが」の説明は、
photo poem
　「写真からのポエム　とまとが」　は、こちらから

次回の、写真からのポエム「ふりあおぐ」の説明は、
photo poem
　「写真からのポエム　ふりあおぐ」は、こちらから