写真からのポエム「奥深く」2019年 1月

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イメージ写真からの はがきサイズのポエム

森とは 人の手がはいらず
神の気配を 感じられるところ

その昔 人は森と共に生きていた
獣を追い 木ノ実をいただいて

人は この世に生をうけ
ただ一度きりの人生を 生きて死んでゆく

記憶の奥深くに ひそむ森への思い

ゆっくりと大きな 森の時間のそばで
神様の気配を そこここに感じながら
人の時間を 生きてゆく事ができれば



写真からのポエム 2019年 1月
「奥深く」

以前から、この写真で「 Postcardポエム」を作りたいと思っていました。
1月なので、ちょっと厳かな感じがして、ちょうどいいかな・・・・と、


このポエムを書き始めた頃、今を生きるという事にとても疲れていて、人の時間、森の時間、を思う時、森の時間で生きていたいと本当に思っていました。

ゆっくりとした時間の中で、一つ一つ身につけていく事で、自然に道が見えてくるから・・・・。
まずは、目の前のことを、無心に、一つひとつこなしていく・・・・そこに明日の道がやってくる。


「気がつく」と、いうことは、自分自身の中に隠れている神様との出会い・・・・。



森は、神様の住むところ、
神の気配を感じるような、厳かな様子を森厳という

森とは、水の流れを見守り、空気を清らかに浄化し続けている。

森は実に様々な、目には見えないごくごく小さなものから、大きな動物までが、滑らかな連携を保ちながら住んでいる。それらの、小さなものから、大きなものたちまでもが、休みなく生きているところで、森は森であり続けられる。
そこに、人の手が入ると滑らかな連携が崩れ、森が弱って行く。
森が弱っていくということは、人が弱っていくということです。

森が生きている事が、人が生きていける事
森により浄化される人の心
森は、人類にとって、物・心の両面で不可欠な存在である思います。

向かい風の中 両手を広げて 風に乗る
どこへ行こうか・・・・
浮かび上がる心

自由な心は どこへでも行ける
そんな自由を 心の翼にして
さぁ どこへ

自由は 
まわりの人たちの事を思い始めたとき
心にやどる


この「奥深く」のポエムの最後の3行ですが、

ゆっくりと大きな 森の時間のそばで
神様の気配を そこここに感じながら
人の時間を 生きてゆく事ができれば

本当は、

人の時間を 終える事ができれば

で、締めくくりたかったのです。


あなたは、あなた自身の中に隠れている神様に出会いましたか?



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