Postcard ポエム「 かがやかに 」2020年 1月

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高知の桂浜からの太平洋
鳥を追いかけ撮らせて頂いたワンショット

どこまでも 届く陽の光
どこまでも どこまでも広がる海

雲間からふりそそぐ 陽の光
目には見えないが
胸の奥に届くものがある

月あかりの中 星明かりの中
遥か彼方に待っているであろう姿を信じて

心 かがやかに 今 この時を生きる


2020年 1月 Postcard ポエム
「 かがやかに」

この写真を2020年1月のPostcardポエムに決めたのは、どこかに帰っていく3羽の鳥を撮影しようと追いかけてシャッターを押して、偶然撮らせていただいた写真だったからです。
ちょうど陽の光が写真の中心に来ていて、新しい年の初めに作るポストカードポエムにピッタリな気がしました。

▼ 下の写真を見てください。

写真の真ん中の3羽の鳥の部分を拡大してみました。
この3羽の鳥です。
この鳥を追いかけてシャッターを押したのです。それがたまたま偶然にも太陽の光の真下だったのです。
この写真をLightroom(写真用ソフト)の画面のスクロールで見た時はびっくりしました。写真とは、本当に撮らせていただいているのだなぁ・・・と、つくづく思いました。


▼ 下の写真を見てください。

実際に撮影した写真です。
この写真をトリミングしていきます。
まず初めに、写真のベースラインを整えます。


ここでちょっと
⭐️ ベースラインを整えるとは、
頑丈な家を建てるには、しっかりした骨組みが必要です。写真にも骨組みがあります。
それが、ベースラインです。
ベースラインは写真の中にある「もっとも強い線」のことです。
ベースラインの水平垂直を整えると写真に安定感が出て見栄えが良くなります。
トリミングをする際には、水平垂直に気を配りましょう。



戻ります。
2020年1月 ポストカードポエム 「かがやき」の写真での、ベースラインは水平線です。
水平線を水平にしてみます。そして、次に、右上に映り込んでいる木をトリミングで除きます。
これは、関係のないものを写真の中に入れないと、いうことです。

▼ 下の写真を見てください。

いかがですか?
この「かがやかに」の写真では、水平線をセンターに持ってきました。
シャッキッとした写真になりましたよね。

私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。

* Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。


⭐️ ここでちょっと
私は撮影の際、いつもセンターピント撮影します。スナップ写真が多いいせいでもあるのですが、
シャッターチャンスを逃さないためです。
「あっ!」と思った時に、逃さず、迷わず、シャッターを押すためです。
「ROW [ ロウ ]( 生 )」画像で撮影していれば、「どんなトリミングも怖くない」という勢いです。

スナップ写真の撮影の仕方の参考に、ぜひ合わせてお読みください。 
* Many・Thanks 「スナップ写真とレンズ」は、こちらから

SHASHIN・65 65歳からの写真を楽しむ練習 3「スナップ写真 1」は、こちらから

SHASHIN・65 65歳からの写真を楽しむ練習 4「スナップ写真 2」は、こちらから



レタッチは、
露光をかなり上げて明るい写真にしています。その分、写真がぼやけてくるので、コントラストも上げています、次に、ハイライトを下げて、まぶしくない写真して、最後に、自然な彩度を上げて、空の青さを出しています。



どこかに帰っていく3羽の鳥を追いかけて撮らせていただいたワンショット。

雲間からふりそそぐ陽の光には、
目には見えないが、何か感じるものがある。
胸の奥に広がる胸さわぎのような・・・

遥か彼方に待っているであろう思いを心によびさます。

月あかりの中、星あかりの中、
見果てぬ夢を追いかける。

おぼろげに、かすかに見える遠い未来を思いつつ、
心かがやかに、今この時を、一生懸命に生きる。

胸の奥の思いを、羅針盤にして、
今日を、生きぬいていく。

写真は、撮っているのではなく、その時、その場所にいさせていただき、撮らせてもらっているのです。



前回の
Postcard Poem 2019年12月「ただ それだけでいい」は、こちらから



KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから

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