「3枚の写真で組写真を組み、ものがたりを表現していく」組写真の作り方・考え方を説明しています。
組写真とは、3枚の組写真にあう写真のパーツ(部品)をトリミングで作っていき、そして、最後に、組み立てていくことだと考えています。
まず、中心となる写真を一枚決めて(私の場合は、人物の写真です)その時に、この組写真の表現意図の要素である「ものがたり」を考えて、まとめていきます。
次に、あとの2枚の写真が、「遠い写真」と「近い写真」とで組写真を組んでいくと、大きな意味で分類して考えていきます。
そして、3枚の組み写真の中心となる写真と組んでいける写真(パーツ)を「遠い写真」「近い写真」と考えてトリミングで作っていきます。
その際に、「遠い写真」「近い写真」の中の何を表現意図のの中心にしたいのかを考えて、トリミングをします。
*トリミングでお悩みの方、ぜひ参考に合わせてお読みください。
KUMISHASHIN 「組写真・トリミング・考え方 2013年4月 足もと」は、こちらから
KUMISHASHIN 「組写真・トリミング・考え方 2013年5月 若者 」は、こちらから
私が使っている写真編集ソフトは「Lightroom」(ライトルーム) です。
Many・Thanks 「Lightroomのトリミングツールの使い方」は、こちらです。
3枚の組写真の表現意図の要素に合う写真がなければ撮影に行きます。
次に、レタッチです。
組写真3枚の共通する雰囲気に合う写真に仕上げていきます。
例えば、ダークな色調にするのか? 白トビした様な色調にするのか?
自分の中で表現意図の要素をしかりと確認してから、レタッチをしていきたいです。
そして、最後に、展示の仕方です。
私の場合は、会議室の柱一本なので下の様になります。
組写真を飾らせていただく場所が、会議室の柱なので、基本的にA3の額3枚が、縦に並ぶ構図です。
だいたい、下の図のようになります。
この一本の柱の中で、A3の3枚の写真でどのように組写真を表現していくのか?
このA3の写真3枚のうち、2枚を決めるのはあまり難しくはないのですが、次の3枚目を決めるのがとても難しいです。関連性がありすぎると、面白くなくって、また、とっぴもない写真を持ってくると訳が分からなくなってしまいます。
また、組写真に変化を出すために、人物の写真を決めた後は、「近い写真」と「遠い写真」の3枚で組むように心がけています。
すると、組写真にリズムが出て来て、息の詰まった感じがなくなります。
写真が持っている、表現している要素を見極めてることが大切です。
写真の重心を考え、また、撮影の際、上から撮影したのか?下から撮影したのか?という事も考えて・・・・
次に、見る人の目線の移動を考えます。
上から下にいくのか?、下から上にいくのか?、また、真ん中から、上下にいくのか?
自身がこの組写真をどんなふうに見て欲しいのか?
色々なパターンをしっかり考えて組んでいくことが大切です。
KUMISHASHIN 「組写真・作り方・考え方」は、こちらから
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